2000/10/07 最低気温7℃ 10月の黒部ダムでキャンプしてみるツーリング

前回のツーリングで、自分達のした事が、いかにつまらない事なのか、考えさせられた。

帰りの事ばっか気になって全然おもしろが足らない。

しかし、旅に行きたいって気持ちは、とどまる事を知らずしげちゃん、かげの2人は、
5回目の黒部ダムを目指す事を決意。今後のためにも、いつまで黒部でキャンプできるか知っておきたい。

9月中旬での最低気温は7℃。

9月の時点で結構寒い。7℃ってどのくらいだろうか?まあ行けばわかる。

かげから、しげちゃんへ、5回目の黒部ダムツーリングの予定を伝えてみた。

しげちゃんも、かげも、お金あんまりないから、一泊。期日は10月の3連休。

目的は、セブンスターを買う事と、黒部で10月にキャンプしても死なないか試すため。


毎度のことだがいくつか問題が発生する。 

問題1:しげちゃんのニンジャはいまだにタイヤの空気が抜ける。したがってかげニンジャとホイールを交換しないといけない。

問題2:出発予定、集合場所、集合時間が決まってない。

問題3:誰が行くのか、誰もよくわからない。


各問題について説明しよう。

問題1については、なれたニンジャだから楽勝だ。

問題2。時間的な予定の事。すでに、数時間後には出発するであろう時刻になっても決まっていない。直感的にAM02:00集合と決定。その後の予定は、行き当たりばったりの予定。

問題3について。誰が行くのか?最初の予定では、しげちゃんとかげの2人だったのが、10月の黒部を甘く見たメンバーが参加表明。えの、にっちゃん、けいすけ。あわせて5人で黒部を目指す事になった。 

そんなこんなで、ツーリング前日までは、あわただしく過ぎていった。

その後、AM02:00までの数時間、仮眠をとるもの、携帯に着メロをいれるもの、傷追い人を途中から読み始めるもの、みんな適当に時間をつぶし、いざ!

そして、AM01:47!待ち合わせ場所の、アクアライン入り口に向かって出発!

そういえば、刃に荷物を積む事を忘れてた。慌てて積みこんだが、せっかく買った空気入れだけは忘れない。

だがしかしガソリンが入ってない。前日から泊まりに来てたしげちゃんとけいすけに先に出ると伝え、ガソリンスタンドへ。

でも遅刻。しかし、にっちゃんがいない。遅刻。出発早々なんかやな雰囲気。

多少の遅れはあったものの、全員そろって出発。都心を駆け抜け関越自動車道に入る事にする。が、まただよ・・・

しげちゃんニンジャ、フロントタイヤ空気なし!

なぜか、高速走行後に空気が抜ける。

しかし今回は大丈夫。ちゃんと持ってきている。携帯空気入れ。使ったことないが絶対使うと思って持ってきて良かった。

早速いれてみよう。すげえ!入るよ。ちゃんと使える!これは便利だ。

この時点で、予定よりも遅れてはいるものの、空気入れがしばらくおもしろくてもう止められない止まらない。

フロントタイヤをパムパムにした所で、再出発。今度こそ関越に入る。


宿敵!関越自動車道。

前回の教訓を生かし、下道も走る事にしてみた。

早朝だけあって車は少ない。しかし、寒い。足の震えが止まらない。
ふと、黒部の最低気温が気になったりしてみた。ちょっとヤバイかも。

快調に飛ばす、リッタークラスのバイクが5台。高速道路を吹っ飛んでいく。

先頭は、しげちゃん、その後に、えの、にっちゃん、けいすけ、かげ。

真中の車線にいる低速車を、左右から抜き去ろうとしたとき、にっちゃんのYZFが挙動不審!

にっちゃんが、道をふさぐ形になり、けいすけ、かげは、その後ろについた。

しかしいきなりのスローペース。何かが起きたに違いない。もしかして覆面とかいるのか!?辺りを見まわしても、それらしき車両はいない。どうした!?にっちゃん!

けいすけを抜いて、にっちゃんの後についてみる。うっ。YZFの挙動が明らかに変だ。タイヤからパンパン音がするし、焦げ臭い。

みるみるうちに、タイヤの色が変わっていく。おそろしい。そして煙!うわ!くさっ!ついにパーキング5Km手前で、緊急停車。

あらら。タイヤの表面には、無数に破裂したあとがある。月食ツーリングの時のしげちゃんのタイヤより、見た感じは、気持ちわりい・・・。

けいすけ:「タイヤって咲くんだ・・・・?」

まだ、ツーリング始まってから数時間なのに、こんな事になってる。

さて、どうするか。まずは、先行した、しげちゃんと、えのに電話で連絡。そしてにっちゃんの判断は、

にっちゃん:「このままパーキングまで乗っていく。」

だった。

にっちゃんを先頭に路肩を徐行する。ハザード装備のけいすけは最後尾を走る。

時速20km/hでの5km。カルガモになった気分。何してんだろ俺達?

パーキングについてみると、しげちゃんとえのがとても楽しそうに近寄ってくる。

YZF一服でにっちゃんご立腹。

バーストしたリアタイヤの穴に、タバコをさしてみる。

このぐらいの穴が、全面に渡りボッコボッコあいてやんの。

ツーリング終わる。

なんでこんなにバーストする!?

ちょっとおかしくないか?このレポートを読んでるみなさんは、バーストの経験はあるんだろうか?

もし、まだ経験してないとすると、みんなの分まで、Grenadiersがバーストしてんじゃなかろうか?

現在AM05:00。当然バイク屋はやってない。

しょうがない。時間をつぶす事にするか。でもひどいなこのタイヤ。そこらじゅう穴だらけ。

まあからだが無事で何より。

しばらくみんなで、YZFのバーストタイヤを眺めていた。ふと、携帯空気入れの事を思い出したやつがいた。

えの:「携帯空気入れで空気入れられるんじゃね?」

そんな期待は、微塵もしてないがやってみる。

おれらはいつだって二番ねらい。

携帯空気入れをバルブにセット。空気圧0のタイヤに空気を入れていく。ただの悪ふざけだ。

入るとも思ってないし、いれようとも思っていない。携帯空気入れを使ってみたいだけだ。

いやむしろ、シュコシュコ動かしたいだけ。すると・・・・。


おぉぉ!空気入っている!

こんな穴だらけになったタイヤでも空気が入る!

なんでだ!?あちこち破裂している部分を良く見ると表面のコンパウンドは見るも無残に熱で沸騰しているが、

中のカーカスは、無事である!これなら空気入る!

しかも、このバーストの原因と思われる釘をふんずけたような穴を発見。この穴のせいで空気が抜けてバーストしたんだ。

やった!持ってきてる!パンク修理キット!でかした!けいすけ!

よし!パンク修理して空気入れて、バイク屋さんへレッツゴー!

そして、パンク修理が完了。みんなでかわりばんずっこに空気を入れる。

すでに周囲には、なんで穴だらけになっているタイヤに、空気入れてるのか不思議に感じた人が集まりだしている。

こんなにちっこい空気入れだと、なかなか入らないなぁ。でも確実に、このゴムで閉ざされた空間には、空気が少しづつ積め込まれている。ちょっとっつ、ちょっとっつ、ねんどっち、ねんどっち・・・

YZF復活!

やった!ついにバーストから立ち直ったGrenadiers!なんとかなるもんだ。

今後はバーストぐらいじゃへこまないで良い事になった。でも死ぬ可能性はあり。

直った。

みごとバーストしたタイヤに、空気を詰め込むことに成功。

指差してニコニコのえの。

とっても嬉しそう。

なんとか走れるようになったので、このままタイヤ交換せずに黒部を目指そうとも思った。しかし、しげちゃんのニンジャも、不安であるため、このところ恒例のツーリングタイヤ交換をする事にした。目指すは、高崎レッドバロン。

高速を降り、料金所のわきで3時間ほど寝る事にする。むふう。黒部行けるのか?

かげは、アルミマット忘れたため刃の上で寝る。みんなは、アルミマットしいてそこらにごろごろ。

目が醒めて地図を広げてみる。なんだ。結構近いじゃない。黒部。行ける!行けるよ。タイヤ交換もすませ、いざ黒部へ!

なにしてんの?今どこ?

今回は、ちゃんと地図持ってきたよ。

これなら迷わない。

おや!?黒部近いじゃん!

あと1ページ半ぐらいだ。

でも、全日本地図。

下道走ってみた。

物騒なもん積んでる。

アルミマットなんか持ってどこ行くつもりだよ。

でも行く。

ツーリングタイヤ交換完了。

にっちゃんのタイヤがなおってニコニコのえの。

君はいつも、ホントに楽しそうに笑って見せる。

しげちゃんのニンジャも、タイヤ交換完了。

こんどは跨ってるえの。

やっぱりニンジャはカッコいい。

FLATTO FUOR

どういう意味だろか?

大物だ。

渋滞。

今回渋滞したのは、あまり記憶にのこっていない。

写真で見るととても嫌な集団だ。

話しかけたく無いし話しかけられない。

高崎を抜け、しばらく下道を走る。下道走ってこそツーリング。
でも時間もあまりないのでそこそこ走って高速へ。
なんの不安もなく走れるのは久しぶりだ。ゆっくりのんびり黒部が近づいてくる。

いつかと同じような景色。

いつきても良い。

毎年の様に黒部に行ってるGrenadiers。

この構図の写真は、以前にも撮った。

もう一度撮ってみる。

わかってたけどすげえにてる。


大町に到着

高速を降りると、さすがに5回目。見なれた景色が目に入る。ここからは、大町へ抜ける峠道を楽しむ事にする。

麻績料金所から峠道に入り、久々の峠満喫。このルートは、毎回おもしろい。道幅そこそこ。路面そこそこ。実に楽しく走れる。峠を抜けると前方に北アルプスの山が見える。後少し!

麻績料金所

ここの料金所で、かげが通行券を5台分まとめて渡そうとしたら、料金所の人(久保田氏)は、

久保田:「そんな、まとめてなんて出来ない。」

かげ:「なんで?今までずっとこの方法でやってきたのに。」

結局、他の職員が出てきて通過できた。

時刻は、PM04:00。今日の宴の準備をしなければ。
ここでも前回の教訓を生かし、食材を買いすぎない様に注意してみる。

食べるもの買ったら次は飲みもんだ。
みんなにも、黒部のうまい酒を教えてあげる。生酒、「ひらいでとうへい」

この酒は、ホントにうまいです。もうただの酒とは違う。ただし生酒だから時期が合わないと売ってません。

飲みたい人は、黒部に行って、大町の酒屋でひらいでとうへいの生酒下さいって言えば手に入るから飲んでみよう。

びっくりすんぞ。まじで。すいすい飲めちゃうから、初めて黒部に来た時にかげは、酒なんかあんまり飲めないのにぐびぐび飲んで倒れました。

いつもの酒屋。

ここには、ひらいでとうへいがあります。

大町の商店街にあるので、行く人は探してみてください。

食材もそろえ、酒も買った。
荷物を持ってバイクに戻れば、やっぱりいつもの過積載。

かげは、メインの肉とか肉とか肉とかをビニール袋に入れてカバンの取っ手に引っ掛けてるだけだ。

後は騒ぐだけ!宴だ。いそげ!いつものキャンプ場へ!

鍋作って、酒飲んで、酔っ払って、壊れて、馬鹿話。
いつも通りの定番コースだ。いつもと違うのは、時間が早いことぐらい。

おお!新車で買ったZRX1100が傷物に切り替わる瞬間!

かげの前を走っていたのは、けいすけ&ZRX1100。こんな砂利道どうってことない感じで、するすると走っていくZRX。

しかし、前方に山側から土砂が崩れている場所発見。しかも谷側になだらかなスロープになってる。

これは危険だ。下手すりゃ谷のほうへ落ちてしまう。しかも、大きめのいやなサイズの石が積み重なってるし。

勢いで行ったほうがいいか?慎重に行ったほうがいいか?けいすけの思考回路は、慎重にいく事になったらしい。

速度を落とし、瓦礫の山にさしかかるZRX。走行ラインがクリアになるまで待機するかげ刃。

そしてZRXが中途半端なバランスの石に乗り上げる!後のかげも早々とカメラに手を伸ばす!

ZRXが倒れるのが早いか!?かげのカメラが出るのが早いか!?

かげの目の前で荷物満載のZRXとけいすけが死闘を繰り広げる。
ZRXは、体重をけいすけの左足に全て載せてきた。絶えられるのか?

「絶えられない・・・。助けて!」なんて、勝手にセリフを考えて見ているかげ。

だって、助けられないもの。かげがバイクから降りてけいすけの所まで行く間に負けてしまうだろう。

ごめんよ・・・けいすけ・・・そして敗北・・・・。

やっちゃった・・・・・。

この凹み具合。

そして、ほぼ水平までバンクしているZRX。

ハンドルが右に切れてればなお良かった。

転倒を確認したかげ。カメラを持って現場へ。ガックリけいすけとZRXを写真に収める事に成功。

結果、この場所は、勢いで行くほうが良いことが判った。はぁ、よかった。よかった。

転んだけいすけが、えのに話す。

けいすけ:「やっちゃったよ。たおしちゃった・・・・。」

えの:「え!マジで!?そっかー。俺が倒れれば良かったよ。」

別に、えのが倒れても、けいすけも倒れるでしょ。どんだけ適当な会話だよ?

キャンプ!

ダートを乗り越えGrenadiers。キャンプ場に到着。早速準備にとりかかる。その前に、酒のもう!

荷物を下ろし一服。酒・・・飲んじゃうよ。

飲んじゃった。もう動けない。何もしたくない。

しかし、やらなければ、宴もできないし、寝れないし、生きてないし。やばいし。

宴の準備を分担し進める事にする。

しげちゃん、えの、かげの3人は、川へ洗い物。残ったけいすけとにっちゃんは、テント。

でも食器なんで洗ってこないんだろう?洗ってくればこんなめんどくさい思いしなくていいのに。

川に着いて、洗い物を始めようと、川の水に手を伸ばす。

うぎゃ!つめてー!手がぁ!手がぁ!とれちまうよ!

恐ろしい冷たさだ。しかも、米までとがなきゃなんねーとは!
洗いもんだけでも、手の感覚がないのに、米なんかとげるか!まじで。

ここで一句。

米を研ぐ、えのがふるえる、秋黒部。

米もとぎ終わり、川に石をほおりこんで遊ぶ。小石から岩へ!どんどんでかいのを投げ込みたくなる。面白い。

石を投げ込む。

なぜか石を川に投げ込む。

毎回の様にやっているがなんかの儀式だろうか?

しかしこの写真、出来あがってきたときはなんだか解らなかった。

「うがぁ!」だっぱ〜ん。て感じ。

この顔!

なぜかランタンも少し持ち上げている。

「どう?ランタン。」

とか言ってそう。

テントに戻ると、タープがたっていない。何してんだよ!?今日は雨降るぞ。たてなきゃ。

そんな騒ぎをよそににっちゃんは黙々と鍋を作る。材料切る。

他のメンバーは、酒を飲みながら、火遊び。

料理のにっちゃん。

料理がすきなのかどうなのか?

さくさくっと作ってくれる。

他のメンバーは、酒飲んで馬鹿話してれば、鍋が勝手に煮えやがる。

超楽チンだ。

鍋。

早く出来ないかねぇ。

いろんな物が入っている鍋。

なぜかシリカゲルも入っていた。

食べれませんと書いてあった。

程よく酔ったところで、米炊きあがり、鍋煮えあがり、Grenadiers出来上がり。

鍋をつつき、酒を飲み、過去のおもしろにすがって生きる・・・・。どこか前向きな気がしないのは気のせいか?

今回は、食材をセーブしたのが効いてかなりたいらげた。
人間は、学ぶね。少しづつ。
いやまてよ!?自分達が食べれる量ってのは、もっと若いときにわかっていてもいいんではないか?
他の人達はどうなんだろう?こんな事で感動はしないか?

残りの食材は、明日の朝食べる事にして今日は、飲めるだけ酒を飲む事にする。でも言うほど飲めない。

酒を楽しむ。

酒を楽しんでんだか、馬鹿話に夢中になってんだか良く判らない。

笑いすぎて、あごが終わる。

この状況も、延々ビデオに撮った。

あとで見たら死んだ。

馬鹿話を続け、脳味噌までたっぷりアルコールを充填。インディアン開始。

まきを集め、火柱を上げる!

にっちゃん、かげは、林の奥へまきを取りに行く。林の出口まで運んだら、しげちゃん、えの、けいすけが、火柱発生予定地点まで運ぶ。

いいねぇ。はかどるねぇ。しばらくまき集めに没頭していたにっちゃん、かげ。驚くべき光景は、林から出たそこにあった。

最後の一かつぎ分のまきを火柱になるであろうまきの塊に追加。
ティピの時よりだいぶでかい!火つけたらどうなんだ!?

インディアンの準備。

まきを集める事にも夢中になった。

その結果がこのキャンプファイヤーの元である。

でかいなぁ・・・

点火!

一応、つきやすいようにしたが、なかなか燃え上がらない。

しかたがない->着火剤を使う->でも弱い->ガソリンかける->ガソリンだけ燃える。

だめじゃん!これじゃ、まき集めた意味がないよ。

あせるな!じっくり行こう。

小さいまきに火をつけて、

中ぐらいのまきに火をつけて、

でっかい火柱にする。

インディアン。

火をたいてその周りを回る。

誰にも邪魔されずにインディアンになれる時間は、なかなか無い。

そしてまわる。火柱の周りを。さんざん騒いでPM23:00。やっと寝る気になる。

あしたは5回目の黒部ダム!AM05:00起床。


AM05:00雨・・・・。

次の日の朝、えの、けいすけ組のテントでは、AM05:00に携帯の目覚ましがなった。

ねぼけえのは、ざんざんぶりの雨を見てみんなを起こすのを諦める。
いや、雨でなくてもAM05:00なんて起きれっこない。

そういえば、今まで書かなかったが、黒部寒くなかった。AM02:00の木更津のほうが寒かった気がする。
それとも酒の力で感覚がなくなってたのか?
たぶん死んでしまうときはこんな感じで死ぬんだろう。なんて思ったりもしたがどう考えても5月の黒部のほうが寒く思う。
よって10月は黒部でキャンプしても平気な事がわかった。
残す目的は、セブンスターを買うことだ。

起きれなかったGrenadiers。AM11:00出発を目標に朝食と後片付けを開始。するとおじさんがやってきた。

なにやら、きのこ狩りに来たらしい。

かげ:「ええ!ここにあるの?きのこ?」

おじさん:「ほら、いくらでもあるよ。」

なんて言いながら足元のきのこ採って見せる。良く見りゃそこらじゅうにあるじゃんか。きのこ。

鍋に入れちまえば良かったか?でもなぁ。なんか怖いからな。
きのこ食べなくても笑い死にしそうなのに。
きのこ食べてそれが笑いが止まらなくなる例の凶悪なやつだっら一人死んだ時点で全員死んでしまう。
今度来る時は、きのこ図鑑持ってこよう。

わざと間違えて凶悪きのこ入れてみたりも趣がある。

予定より多少遅れてAM11:30ごろ、黒部に向かって出発。

朝食。

昨日の晩食べきらなかった食材で朝食。

かげが食べているのは、にっちゃんが作ってくれた、うどぅんのしょうゆいため?

おいしくないよ・・・これ。

片付け。

いつも来ている場所も、だんだん汚れてきた。

後片付けついでに周りも掃除した。

集めたゴミを木更津まで持って帰ってきちゃった。

途中で捨てれば良かった。


黒部ダム

キャンプ地点から黒部ダムまではバイクで途中までしか行けない。
扇沢の駅から先は、トロリーバスに連れてってもらう意外に黒部ダムまで行く方法はない。
天気が気になるが黒部は雲の上だから大丈夫だろう。

すでに手に入れている黒部ダムTシャツをいつのまにか着てるえの。何事もぬかりない。

でぬかりなく、バスの乗車券を手に入れ時刻表を見てみると・・・・。

うお!昼時はないじゃん!めちゃめちゃぬかってんじゃん!
しょうがないので売店で暇をつぶす。

そうだ。セブンスター!

秀さんの情報によると下界で手に入るセブンスターとは、違うとの事。
ホントじゃろか?とりあえず手に入れる。目的は全て達成された。

セブンスターを手に入れる。

目的であるセブンスターを手に入れる。どうやら、木更津で売っているものと同じようだ。

雲の下の天気。

トロリーバスの扇沢駅の天気。

ここが曇天でも黒部は快晴ってなことが多い。

なぜなら雲の上だから。

トロリーバスの中。

20分ぐらいのバスのたび。

ずっとトンネルの中を、走っていく。

ここは、排気ガスとか禁止になっているので、電気で走ります。

Grenadiers。バス20分が限界。

トロリーバスの後部座席を陣取り関電トンネルをぬけ黒部ダムにつくとさすがに少し肌寒い。

ひとまず展望台へむかう。

とんでもない階段をあがり黒部ダムを見下ろせる展望台へ出る。

天気はまあまあ。この時期にくれば放水も見れる。

なんかい見てもでかいしすごい。良く作った。人。情熱。使命。ずんぎゃん。

黒部ダム

これが黒部ダムです。とても大きいです。

これが見れれば、俗世間のこまごまとした、うっとーしーことなんか全部吹っ飛んじゃう。

10月なので観光放水もやっていた。

水は、スローモーションで噴出してます。

記念撮影。

今回の参加者。左から

にっちゃん、かげ、しげちゃん、えの、けいすけ。

黒部ダムだよ!Grenadiers!

なにやら、そのポーズらしい。

何回も言ってた。

Grenadiers。とても黒部が好き。

ビデオ撮影にっちゃん

みんなの事をちょこちょここまめに撮ってくれたにっちゃん。

おかげで死んでしまうようなとんでもないドキュメンタリーが出来上がった。

今回は、黒部ダムの上を通り越し反対側まで行ってみる事にした。

反対側には、吊橋がある。

吊橋の上でみんなが、山を見て何か騒いでる。

そんな光景をビデオに撮影しレンズを通した向こう側の仲間が手招きしている。

行ってみると山の下には、流れ着いた流木がいくつもありその巨大さに遠近感が狂ってしまうほど。

人間の目はこの程度でおかしくなってしまうのか。

そして、振り向くと今度は、黒部湖のほとりになにやら発見した様子だ。それは・・・・。

いったいなんなんだ!?あれは!?

黒部湖のほとりに、肉眼でははっきり見えないが、サルのようにみえる何かがある。なんで?ホントのサルなの?

ビデオのズームで見てみる。その何かにビデオを向けてズームしていくかげ。

調子に乗ってナレーションまでいれている。

かげ:「うい〜ん、さぁてなんでしょう?これは?」(かなり余裕こいてズームしてる)

かげ:「・・・・・・ん?あれ?なんだ・・・・ろ?え?」(ズームするにつれそれが見えてくる)

かげ:「うああ!なんだこれぇー!怖いんですけど!」(ピントが合ったと同時に壊れる)

もうすでに、撮影なんてできないほど慌てまくるかげ。何が見えたのか?

なんと、サルに見えたものは、サルに見える何かだった。現場では、ビデオの小さな液晶画面だったため、良く判らなかったが確かに、目があり口もある。サルに見える。いったいなんだろう?
まあこの映像は、ビデオに納められたから、あとでいくらでも見れる。

どうにかしてそのサルに見える何かの所まで行ってみたかったが、絶対怒られるか捕まるので止める事にした。
後でビデオを検証する事にしこの場は立ち去る。

大自然が生んだ奇跡の造形を見る!

サルに見える何かってなによ!?

写真の→のさきの黒い点が、大自然が生んだ奇跡の造形。

いったいなんなんだろ?

そこまで行ってみてみたかった。

来年はまだあるかな。あるといいな。

いつ見ても驚く写真。

えのの後の写真は、日電歩道と呼ばれる幅50cmほどの黒部、
または、黄泉の国へ通じるとんでもない通路をノリノリで渡る人の写真。

あんな魚の骨みたいな橋を笑いながら渡ってる!

どうかしてる。

後は帰るだけ。

さて帰りましょう。もう少し下道を走り腹減りを何とかするため松本へ向かう。

松本でそばを食べよう。時間帯がかみあわずどこも準備中。もうちょっと行ってみっか?なんて言いながらだいぶ来た気がする。

このまま松本ICに着いちまうんじゃなかろうか?下道をどんどん進む。すると、猫バス発見!「むぇいぃちゅぁ〜ん」を思いだし、ニコニコする。

そこから1kmほどすすんだだろうか。猫バスは写真に撮っておかないと後悔する気がしたので、かげひき返す。写真撮影成功。

コンビニで少し休憩しソバ探し続行。ついに発見。そばやで腹減りを退治ししばし馬鹿話。
松本を後にしいざ東京へ。

少し小さめの猫バス

確か前回来た時も見つけた。

でも写真は撮らなかった。

どうせなら世界に発信。

でも、日本語。

しげちゃん。中央道の松本ICを目指す。

中央道にそんなとこねえから。

いくら行ってもないです。

でも行く。どっかに。

きのこ

これはBダッシュで追っかけるでしょう。

そしてきのこもろとも谷底。

中央道だと思っていた松本インターは、なぜだか長野自動車道にあった。

無理なく、東京組、木更津組ともに、家に着く。

にっちゃん荷物満載。

アクアライン出口。

今までなら、かげが持っていくはずの鍋は、2000/10/07現在、にっちゃんが担当になっている。

バイクは、荷物を積みすぎると挙動が変になる。

計画した段階では、面白いとは思えないツーリングの様な気がしていたが実際行ってみるといろんなことが起きて、
しかも前回のツーリングでの問題が改善されて面白い方向へ進んでいる風の流れを感じるツーリングでした。


キーワード

ニャンマゲって懐かしい。

けいすけ初ゴケ

フラットフォー