2000/12/27〜2000/12/30 影ニンジャ、エンジン製作開始

日付

作業内容

2000/12/27

部品がたんない。

部屋のすみに積み上げられていたGPZ1000RXのエンジンを眺めてみる。

うーん。このままほっといてみても、21世紀がきたところで自分で何とかしないと動くようにはならないことを認識し、組み立てを決意!

しかし、約2年の間ほったらかしにされたエンジンは、異次元へと消えたパーツも多く、まずは

紛失部品の注文からはじめる事にする。とうぜん、交換部品も注文するですよ。

そして、その部品の確認をするために、パーツリストを注文する。

千葉の南海部品へ行き、GPZ1000RXのパーツリスト注文。

2000/12/29 パーツリストが無いって

南海部品より連絡があり、こんな事を告げられた。

「GPZ1000RXのパーツリストは、販売されておりません。どうします?」

残念ながらGPZ900Rのパーツリストを注文。

クランクシャフトのメタルチェック

コンロッドのメタルは以前確認したんで、クランクシャフトのメタルのチェックをしてみた。
厚さが基準より外れている場合は新しくする事になる。

クランクケースにクランクを載せ、ボルトを900Rのマニュアルを見ながら、
規定トルクで締めこんでいく。なぜか、回りつづけてしまうクランクケースを止めているボルト・・・。
この嫌な手応えは・・・・なめている!

やばい!クランクケースのねじ山をなめてしまったら、クランクケースを交換か!?

慌てて、ボルトを緩めていくと・・・・・

下の方が細くなっちゃったボルト

ボルトが細く伸びてる!

ケース側は無事!よかった。これによりビビリが入り、規定トルクでボルトを締めることができなくなる。

もしやRXと900Rでは、締めつけトルクが違うのではないだろうか!?
調べてみよう!

900Rのマニュアルには、仮締め1.0kg-m 本締め3.3kg-m。
RXのマニュアルには、3.0kg-m、あと英語で何か書いてあってそのあとに2.7kg-mとある。

確かに、3.0kg-mまでは、トルクレンチがカチッと行くが、それ以上は、ぬるぬるといくらでも回ってしまう。
RXのマニュアルに従い3.0kg-mで締める事にする。

2000/12/30 たらないパーツ注文

部品番号 49044-1076 ウォーターポンプ(ZZR1100)
部品番号 16082-1138 オイルポンプ(ZZR1100)

この二つを注文した。

京都のショップ、サンダーボルトによれば、エンジンの出力に影響を与えるが、水もオイルも吐出量が多くなっていると。

今作っているエンジンは、RXのエンジンベースで、ワイセコピストン仕様だから、多少のロスをしてでも、水もオイルもガンガン回したいので採用。