2001/01/02〜2001/01/11 影ニンジャ、エンジン製作

日付

作業内容
2001/01/02 また注文

部品番号 12016-1051 ロッカーアーム
部品番号 92075-1709 ダンパバランサ
部品番号 92042-016   ピン

ロッカーアームは、すでにかじりまくりなので新品注文。
1個¥3000を超える部品が8個必要。

ダンパバランサは、バランサの中に入っているゴムのダンパ。触った感じカチコチでもないんで、紛失していた1個のみ注文。

ピンは、クランクケースにミッションを載せる位置あわせのためのもの。なくなってるから注文。

2001/01/5 クランクシャフトのメタル注文

部品番号 92002-1057 ボルト
部品番号 92028-1100 メタルクランクシャフト
部品番号 92028-1272 メタルクランクシャフト
部品番号 92028-1408 メタルコンロッド
部品番号 92022-1633 ワッシャ
部品番号 130G0825   ボルト

以上のものを注文。
一番上のボルトは、2000/12/29に細長くなったボルト。でも一度組んだボルトは伸びることがあるらしい。
全部新品が望ましいんだろうけど、伸びたのだけ交換。

メタル関係は、調べた結果、ついてたものと同じもので基準値が出ることがわかったので、同じものを注文。
クランクシャフト側は、ブルーのマーキング。コンロッド側はブラックのマーキングのものをそれぞれ注文。

2001/01/09 あとからあとから部品注文

部品番号 92022-1497 ローターワッシャー
部品番号 120P-0825 ボルト
部品番号 92001-1872 ボルト
部品番号 不明      ワッシャーのようなもの。

上の2つは、クランクの端っこにつくワッシャ。このクランクシャフトは、業者にフルバランスを依頼したのが2年前。
すでに、付属していた部品は、全て異次元行きである。

3つ目のボルトは、カムホルダーを止めるためのボルト。一本も残って無い!20本全部注文!

そして最後のワッシャのようなものは、クラッチスプリングの取りつけ部分に入ってたもの。
RX特有のパーツなので、900Rのパーツリストには当然載ってない。
実物を店に持っていき、「これ下さい」って渡してきた。

2001/01/10 懲りずに注文

部品番号 11009-1388 ガスケット
部品番号 11009-1387 ガスケット

クラッチ側と、パルシングカバー側のガスケットを注文。
ミッションカバー側は在庫にあったので購入。
そのほかに、アウトプットシャフト、クラッチプッシュロッド、シフトロッドの各オイルシールも購入。

オイルシール取りつけ

アウトプットシャフト、クラッチプッシュロッドのオイルシールは取りつけてみた。
ミッションカバーは、チェーンオイルで汚れが激しいので、灯油で洗浄。しかし、部屋の中で灯油を使ったため、
家中に灯油のにおいが充満。大変なことになった。

「そんな部品はありません」

なんと、南海部品より連絡があり、昨日注文した「RXクラッチ部分のワッシャーのようなもの」は、注文できなかった。
Kawasakiに問い合わせたところ、その場所にはワッシャーなんか入ってません。と言われたらしい。

2001/01/11 部品が届きはじめた

届いた部品は、オイルポンプ、ロッカーアーム、ピンの三つ・・・。

さんざん部品が来るのを待って、今回取り付けられる部品は、ピンだけ。1秒で取りつけ終了・・・・。

にっちゃんにウォーターラインのパイプを溶接穴埋めしてもらう。

昨日の夜、ふと洗浄していた、ウォーターラインのパイプに穴が開いている事が判明。
にっちゃんに確認すると、溶接でふさげんじゃない?って事でパイプを持ってガレージへ行く。

にっちゃんに現物を見せると、

にっちゃん:「うすいなぁ、だめかも。」

錆びて穴が開いたパイプ

どっちにしろ穴が開いてりゃ使えないわけだし、だめもとでやってみよう。
溶接作業はにっちゃんへまかせて、バルブを磨く。

バルブ研磨

今作ってるエンジンは、RXベースのエンジンだが、バルブはZX10のものを使用する予定。

バルブ鏡面加工とは、バルブの表面をピカピカに磨き上げることで、
カーボンがつきづらくなる事があるとかないとか。

それなりの苦労が必要で、二度とやりたくないかもしれない作業だ。
しかも、重量を同じにする作業も含まれるので、なかなか難しかったりする。

磨く前の状態。ぴかぴかじゃないけど、これでも荒削りしてある。
後で知ったが、バルブの厚さに基準値があり、あんまり削っちゃいけないらしい。
そんな事言われてもいまさら遅い。

新削り方!回転砥石をボール盤にくわえさせたバルブに押し当てる。
結構楽に平らに削ることができる。

吸気側バルブは、全て28.8グラムに合わせる。
荒削りの状態で、29.3〜29.4グラムだから、その状態から鏡面になるまでの過程で、
0.5〜0.6グラム軽量化している事になる。効果あるのか?これ?

異常に面倒で大変な作業に思う。

こっちは排気側バルブ。全て25.6グラムに合わせる。

くじけずに、磨きつづけると、ほらっ!ピカピカ!

全部こうなるまでやらなければいけない。
しかも、はじめて仕上げられた鏡面バルブと同じクオリティを16本全てやらなければならない。

当然最初の1本は、作業自体おもしろくて、傷一つないまでに磨き上げられているので、
後から作業するバルブも同じようにしないといけない。

だから、それが大変!

現在作業が終わっているのは、5本。あと11本・・・・。

今日は、1本しかできなかった。