2001/01/14〜2001/01/16 影ニンジャ、エンジン製作

日付

作業内容
2001/01/14 部品がこない。

クランクシャフトとコンロッドのベアリングがこないのでかわりにハンバーグをワンオフ自作する事にした。
届いて無いパーツを待つ時間も有効に利用して作業を進める。

たまねぎをみじん切りにする。
たまねぎをみじん切りにする。涙が出るのは、しょうがないので我慢しながら徹底的にみじん切る。

みじん切ったたまねぎをこんがりきつね色がついてくるまで良くいためる。
炒める。きつね色に化けたら皿に移して冷ます。(以後きつねと表記)

きつねが冷めたら。
ひき肉(牛&豚合びき)に冷ましたきつね・卵・牛乳でふやかしたパン粉、それと、
塩・こしょう・ナツメグを入れて、ひたすらにこねる。
なんとなく、それぞれが区別できなくなってきたら終了。

ハンバーグの形にして焼く。
「ハンバーグの焼く前のやつ」を、空気を抜きつつハンバーグ型にする。
このときマニュアルに記載されてるとおりハンバーグの中央部分をへこます事。
忘れると大変な事になる。

フライパンに油をしき、ハンバーグの形にした、「ハンバーグの焼く前のやつ」を焼く。
片側だけを焼きつづけたら当然こげるので、途中でひっくり返す。

そして火が通ってきたら、油と「ハンバーグの焼く前のやつ」改め「焼き途中のハンバーグ」から出てきた
うまそな汁の中にバターを投下。
そのあと赤ワインを投入。醤油を少々。フライパンの中で煮立ってきたらソースとケチャップ入れてそのまま煮詰める。

完成
そして、フライパンのなかから「焼き途中のハンバーグ」改めついに「ハンバーグ」を取りだし、
付け合せと一緒に盛りつけたらできあがり。

感想。
なんでこねると肉はうまくなるのかね。やらけぇし、良い匂いだし。

部屋をエンジンから守れ!
どういう事か、わからないでしょう。この写真を見てください。

足の踏み場無し!

まさに足の踏み場無し。このまま良くと、部屋の中で生活する事が出来なくなってしまう。

そのため、パソコンデスクと、ワークベンチ、パーツケースを手に入れてきた。

うまくいけば少し片付くはず。

自分の部屋では、パソコンデスクを作るスペースが無いので、隣の部屋で組み立てた。

そしたら、途中の通路が狭すぎて自分の部屋に持って行けないことが判明。
せっかく組み立てたのを分解し自分の部屋で組みたてる。

明日は、ワークベンチの組み立てと、作業スペースの整理を行う事にして就寝。

2001/01/15 少し部品が届いた。

そして、部品を引き取り、家に帰る。

届いた部品。

上にあるのは、RXのクランクシャフト。今日はこれを組みこんで、クランクケースを閉じるとこまでやろう。
ミッションをセットして、クランクを乗っけて、ねじ締めればそれで完了。
しかし、例のいつまでも回ってしまう謎のボルトだけが気がかりではある。ちょっとこわい。

メタルのクリアランスを確認するため、一応ネバネバゲージで確認。

結果は、付いてたものと同じものをつけたので問題無し。

クランクケースの合わせ目には、液体ガスケットをうす〜く塗る。これは、手が汚くなってもかまわないので、指で塗るのが一番良いようだ。

合わせ目に液体ガスケットを塗った。

このあと、ボルトを洗浄し、オイルを塗布して、トルクレンチで締め込む。メタルは全て交換済み。

注意点は、バランサーの取りつけ角度ぐらいだろうか。
クランクに対して、この角度でって事がマニュアルに書いてある。

ついにクランクケースが閉じられた!

う〜ん。来たねぇ。実は、コンロッドを付け忘れて、二回組んでます。

ここで、現在影ニンジャに積んであるエンジンの昔話を。

そう、あれはまだGrenadiersの結成前のツーリング。
メンバーは、しげちゃん、けいすけがいないぐらいでほとんど変わらないが。

みんなで長野方面へ行った時の事。当然キャンプツーリング。
ニンジャの納車直後でそりゃもううきうき加減たら半端じゃなかった。

このころは、大型がしんやとかげの2台しかいなかった。

たしか台風の直撃を覚悟してのツーリング。テントにもぐり台風の中、川のそばでキャンプ。
今考えると、世間を賑わす事件を起こさなくてよかった。

しかし一晩立つと天気は快晴。ドライの路面を快調に走っている時事件は起こる。

かげのニンジャは、まだ慣らし中で、その慣らしが終了する直前、
にっちゃんのXJR400がプオーンと快音を立てて加速する。

こっちも、少しアクセルを開けてみる。

にっちゃんを抜くまでアクセルを開けつづけ、大型バイクの加速感を味わってみた。

ここまではよかったが、ニンジャに異変が・・・。

ミラーにはにっちゃんと、えのが遠ざかっていくのが見えた。

そしてハンドルから手にいや〜な感覚が襲ってきた。

「しまった!パンクか?」と思い、アクセルを戻す。「んっ?平気だ。」
またアクセルを開けてみる・・・ なんかおかしい・・・・

するとにっちゃんが横に並び、


にっちゃん:「うぉーい!うーしーろー!」

えの:「ひーもー!ひーもー!」


あっ!ビニールひも!しまった!ニンジャ緊急停止。
手前の休憩地点で荷物を積みなおしたとき、足元にビニールひもが落ちてた(丸めてあるやつ)。
めんどくせーな。
いいやネットにいれときゃ大丈夫だろ。なんて思ってネットに引っ掛けといた。

ダメかなと思ってたんだけど、案の定、ほとんど新品だったビニールひもの束は、見るも無残にセミの抜け殻のよう。

そしてそのほとんどが、ニンジャのリアホイールアクスルシャフト付近に絡み付いている。

よく見れば、絡みついた摩擦で、溶解したビニールがチェーンにびっちり。

それどころかフロントスプロケット側の見えないところまでビニール山盛り。
新車のニンジャがこんな姿に。その場所で、絡み付いたひもほどきに2時間・・・・

そして後日、オイル交換をしようとオイルキャップを外してみると、なんとスプロケットに絡みついたひものやつは、
摩擦熱により固体から液体と変化し、スプロケット脇で行く場所がなくなりニンジャのドライブシャフトオイルシールを押しのけ、
エンジン内へ進出していた!

こんなわけで、今回組んでいるエンジンが出来たらビニ紐エンジンをあけてみようかな?

    

2001/01/16 エンジン外部のパーツを取りつけてみよう!

エンジンの外側についてるパーツ。結構いろんなもんがついてる。

その1:クラッチ取りつけの下準備!
なにゆえ下準備なのか。それは、RXのクラッチスプリングのところのワッシャーのようなものが揃わないから。
あれが無いおかげで、クラッチカバーが閉めれない。
クラッチカバーのガスケットも無いからどっちにしろ閉めれない。

てことで、下準備までにとどめる。
クラッチの手前についてるのは、オルタネーターのチェーンテンショナー。これも付ける。

GPZ1000RXエンジンでクラッチカバーの辺りから「バッチバチッバチッ」ってな異音がでたら、
おそらくこのテンショナーの作動不良。要確認。
確認方法は、

1:クラッチカバー外す。
2:クラッチプレートホルダーカバーをみる。
3:外周に傷があったらテンショナー作動不良の可能性あり。

しかし、直し方はわかりません。
テンショナー交換で直るのだろうか?
原因は、チェーンのたるみがテンショナー側じゃないほうに行っちゃうからなのだろうか?

ここまででクラッチ側は、作業中断。

その2:シフトカバー取りつけ!
シフトカバーを取りつける。これは、すでにオイルシールを交換してあるので、そのまま取りつける。
カウンターシャフトのオイルシールが取りつけ時にめくれやすいから注意する。
でもむりむり押し当てても入らないから、俺はミミカキの後ろで撫でて入れた。
くれぐれもオイルシールのリップ部分に傷をいれない様にする。

セルモーター、オルタネーターも取りつけた。
セルモーターは、分解してブラシ部分を掃除して取りつけた。
はたして、このセルモーターは生きてるんだろうか?
そもそもこのエンジンが動いていた所は、見た事が無い。いったい・・・・。

かなりいろいろついてきた。

その3:オイルポンプ取りつけ!
クラッチ側、シフト側、それぞれ取り付けがすんだら、エンジンをひっくり返してオイルポンプを取りつける。
オイルポンプはZZR1100のものを流用して使用する。

すでにかなりな重さ。腰注意。

オイルポンプは組みつけ前に、オイルを入れとく。
ほんとの最初の始動時に、オイルポンプの中にオイルが無かったらポンプがスムーズにうごかなそう。

オイルポンプにオイルを入れとく。

オイルポンプ取りつけ終了。

その4:ウォーターポンプ取りつけ。
オイルポンプがついたら、ウォーターポンプも取りつけましょう。これもZZR1100のものを流用する。
なぜならポンプの羽根が大きい。それにRXのポンプは・・・

このありさま。使う気にならない。

そこでZZR1100のウォーターポンプを購入、羽根のほうを使う。ホース接続側は、ホースのつけ方が違うから使えない。

ZZR1100のポンプ購入。約一万円・・・。

本日の作業終了


すでに俺一人の力では、家から出す事はもちろん、
部屋から持ち出す事も出来ないほどに重くなってねぇか?これ?