2001/01/17〜2001/01/19 影ニンジャ、エンジン製作

日付

作業内容
2001/01/17

部品とどかず。

部品がこないと、先へ進めないから、今日は、残ってるバルブを磨ぎに行くことにした。

今日は、2本できた!

バルブ研磨作業・・・・

右側から7本仕上がっています。

ウォーターラインのパイプ再度溶接。
前に溶接でふさいだはずのウォーターポンプの穴は、ふさげてなかったのでもう一度にっちゃんに頼んで、溶接してもらった。

矢印部分が穴の所。

にっちゃんによる溶接作業。
パイプ自体の厚さが1mmぐらいなので非常に難しいらしい。
ちょっとやりすぎると溶けて新しい穴が出来てしまう。

穴塞ぎ成功!
Oリングの溝をリューターで作って完成!
写真のスプレーでシルバーに塗装。

塗りあがり。きれいになった。よかった。この部品買うと¥5000ぐらいする。

ピストンの取りつけ。
腰下もだいぶ組みあがっているので、ピストンの取り付けに進む。
まずは、ピストンの重量合わせ。

ピストンは、RX用ワイセコボアアップピストンを使用する。
そのピストンを重量あわせしてみる。

まず計る。ピストンの構成部品は、
ピストン本体とピストンリング、ピストンピン、ピストンピンクリップからなっている。
それぞれを計って、一番軽いやつに全部合わせる。

ピストンの重量は、

ピストン1(リング込み):254.3グラム
ピストン2(リング込み):253.8グラム
ピストン3(リング込み):254.5グラム
ピストン4(リング込み):254.3グラム

これにピストンピンを組み合わせる。

ピストン1(リング込み):254.3グラム+ピン60.2グラム=314.5グラム
ピストン2(リング込み):253.8グラム+ピン60.5グラム=314.3グラム
ピストン3(リング込み):254.5グラム+ピン60.4グラム=314.9グラム
ピストン4(リング込み):254.3グラム+ピン60.3グラム=314.6グラム

これにより、ピストン2の組み合わせが一番軽いので、ほかを全て314.3グラムに合わせる。

ピストンピンはさすがに削る勇気無いので、ピストン裏側の、出っ張り部分を削って合わせる事にした。

○の部分を削る事にしたよ。

ピストンピンクリップは、全て0.5グラムだった。
だがまとめてみると半端があるはずで、多少重量が換わってしまう。
そのため、いくつかクリップの組み合わせを変更し、全てが一致したら、その組み合わせが、わかるようにピストンに、ピンとクリップをテープで張りつけておいた。

帰り道の出来事。
にっちゃんのガレージで作業を終了し帰りの仕度をする。
帰ってピストンを組みつけてみよう。

そして、むなしい事件は起きる。

せっかく重量合わせをした、ピストン。
一つ一つテープで止めて箱にしまって、助手席においてあった。
しかし、「早く帰りたい!」気持ちがはやり、アクセルを開ける時間がいつもより多少長かった。

交差点で急制動!

積んであるいろんな荷物が、前方へ移動をはじめ重量あわせがすんだピストンも例外では無く・・・
そして、ピストンの入った箱、床に落下・・・。

箱は見事にさかさまに落ち、中身は床に吐き出された。
ピストンごとにテープで止めてあるから何とかなるだろうと、駐車場で箱を起こしてみると、
ものの見事にピンはテープから離れ、おもいおもいに床を転げてる・・・・。

せっかく楽しみにしてたのに、ピストン取りつけ断念!

2001/01/18 クラッチ組んでみよう。

今日来た部品は、クランクのパルシングローターを取りつけるボルトとワッシャ。
そしてクラッチスプリングをおさえるワッシャのようなものがついに届いた。

これがワッシャのようなもの。6こあります。

バーネットの強化クラッチキット。

これがまた、具合が悪い。
しげちゃんのニンジャにも組んであるが、まともに切れなくなってしまう。
そんなわけでしげちゃんのは、半分ぐらいが強化クラッチにしてあるんじゃなかっただろうか?

バーネットのクラッチフリクションプレートの出っ張りには、接着剤のようなもんがはみ出ていてとてもやな感じ。
しかもはみ出ているのは、クラッチハウジングとの接触面だったりする。

きれいにして面取りしてみよう。フリクションプレートの出っ張りを全て面取りする。結構大変。

でっぱりの面取りをする。こんな感じで。

そして組みつけ。

フリクションプレートとクラッチプレートを交互に入れていく。

組みつける前に、フリクションプレートもクラッチプレートもオイルを塗っておく。
そうしないと初期始動時に焼きつきが発生するかもしれない。

フリクションプレートの最後の一枚は、ずらしてつける。

ウォーターラインのパイプ。この錆び方!当然中も同様。使えない。
ほかの部分のホース、パイプも同様なので注文。
また一万円ぐらいかかるのか・・・・。

部品番号 39192-1013 パイプウォータ 標準小売価格:\2,150
部品番号 39192-1028 パイプウォータ 標準小売価格:\3,730
部品番号 39062-1072 ホース      標準小売価格:\550   ×2
部品番号 39062-1092 ホース      標準小売価格:\550

現在の状態はこんな感じ。

残作業は何があるんだろう?

残作業リスト

1 バルブ鏡面加工のこり  9本
2 バルブシートカット     どうするか、外注に出すか自分でやるか。費用的には同じぐらい。
3 ラジエータ注文       やっぱり純正流用が安上がりか?ZX750タイプで¥39,800。
4 オイルクーラー検討    現在ZXR750純正がついてるからニンジャよりも一段多い。
5 ヘッド組みたて       ヘッドにバルブを納める。
6 ヘッド取りつけ       組みたてたヘッドをエンジンへ載せる。
7 カムタイミング&タペット それぞれ調整。
8 オイルライン増設     カムシャフトへオイルラインを増やしたい。
9 エンジン搭載        ほんとか?まだありそうだけど。
10 試乗             まじ!?

こんなところかな。

2001/01/19 足りない部品の注文をする。
昨日、発覚した水関係のパイプやらホースを注文。
そして、作業を先に進めようとしたらまた足りないもんが発覚したので会わせて注文。

新足りない部品
部品番号 11009-1847 シリンダーベースガスケット
部品番号 32102-1423 パイプ
部品番号 92049-1174 オイルシールバランサ

例のバルブ磨き・・・。
本日は1本。しかも初の削りすぎ!仕方ないので、ほかの部品で調整する事にする。
バルブ1本辺りの構成部品は、

バルブ
バルブスプリング(内)
バルブスプリング(外)
バルブスプリングリテーナー
バルブスプリングシート(内)
バルブスプリングシート(外)
バルブコッター × 2

このうち、重量合わせを行える部品は、バルブとリテーナーのみ。リテーナーを削ることにしよ。

ヘッドカバー加工
かなりの荒れ方をしてたので、ヘッドカバーは以前サンドブラストをかけ、塗装する予定だった。
でもにっちゃんは、磨こうと言い出し磨く事になった。