2001/01/21 Shinyaガレージなぜかとっても水道工事!

Nicchanガレージの建設のため、Nicchanと影千代は、材料を購入。

そして、地ならしをするためのスコップが無い事に気付く。

Nicchan:「スコップが無えかも。」

影千代:「どうする?」

Nicchan:「会社で借りようか?でもめんどくせえなぁ。」

影千代:「シンヤに借りようよ。」

Nicchan:「そうしよう。」

材料購入の帰り、シンヤの家による事にする。そしてスコップを借りてNicchanの家に向かう事にしよう。

しかし、これが全ての始まりだった。

ガレージの方へ進みスコップを借りる。穴掘り機もある。借りよう。

穴掘り機・・・。昔のアルバイトを思い出し無性に穴が掘りたくなる影千代・・・・。

穴掘り機を手に取り、いたずらに穴を掘り始める。えっさほー!よっさほー!すごい勢いでどんどん掘れる!

そのときのシンヤの心境は、

シンヤ:「あの辺に水道管なかったかなぁ。まあそんなに掘れねえだろう。だいじょうぶか。(全て心の中でのささやき)」

しかし、シンヤは甘かった。

穴掘りのおもしろさに取りつかれた影千代の余計な事するっぷり!もう誰も止める事はできない。

そう、石でも、水道管でも、たとえ影千代自身でも!

そして穴掘りは続けられ、50cmぐらいになったころ。

ガキッ!


影千代:「っん?なんだろ?石かなぁ?」


もう一度、穴掘り機を穴へ叩き込む!

ガキッ!


影千代:「なんだろ?むりかなぁ?いや!ここでやめる訳にはいかない!」


駄目押しの一回!渾身の力をこめて穴掘り機を地球に向けて叩き込む!

ガキッ!
ボコッボコボコビブシャー!


みるみるうちに一面が水浸しになっていく!


影千代:「うわぁ!くそ!やられた!水道管か!?どうしよー!」


自分のバカさ加減に呆れる間もなくシンヤに連絡!


影千代:「シンヤ!やった!水道管!割ったよ!」


シンヤ:「っえ!?あっ!ほんとだ!」

スーパーシンヤダッシュで、庭の藪の中へ元栓を止めにいく!

やっちゃった。完全に余計な事だ。

そして、今日一日をつぶして水道工事をする事になった・・・・

かち割った水道管の周辺をスコップで掘り返す。

スコップで水浸しの場所の周辺を掘り返し割れた水道管を探す。

ユンボ登場。

スコップでなんか掘ってたら、日が暮れっちまうよ。

えの:「ちょっとどけてみー!」

いっきにユンボで掘り返す。

割れた水道管発見!

よかった。見つかった。後は割れた部分を切り取り継ぎ足せば直るよ。

なんとかなりそうだ。

うなだれるシンヤ。(写真左)と大笑いのえの。(写真右)

このありさま

割れた水道管から、水が出てきてる。
今思えば、ガキッと来た時にやめれば良かった。

材料を買いにホームセンターへ。

ホームセンターへ修理の材料を買いに来た。

しかし、水道管用の塩ビパイプには、13o、16o、20oなど規格があり、

シンヤガレージの水道管は、16oだった。

しかし16oの接続用パイプと16oのキャップは、両方とも売り切れだった。

ついてない・・。

仕方ないので、16oから20oの変換パイプ2個と20oのパイプを買っていく。

そうすれば、

もとの水道管16o→16o20o変換パイプ→20oパイプ→20o16o変換パイプ→もとの水道管16o

って感じで接続できる!そうしよう!それしかない!やった!なおりそうだ!

接続用塩ビパイプ

接続用の塩ビパイプを割れた部分の長さに合わせてカット。

20mm16mm変換パイプを接着剤をちゃんと塗って接続。もう取れない。

この間に接続用塩ビパイプを接続する。

しかし、接続用塩ビパイプの方が、当然切り取った部分よりも長い為、

もとの水道管をたわませて、いれるしかない。

これでやっと直る。これでNicchanガレージに作業にいける。

よいせっと!

たわませる為に、水道管を持ち上げる。

しかし・・・・・

バキッ!

・・・・・・・・・・・・。

また折れちゃった・・・・・・・。

ほふぅ・・・神よ・・・・。

苦労して作った栓。しかし・・・

結局、接続するのは諦め、このラインは塞き止める事になった。

もう一度ホームセンターへ足を運び、材料をうまく組み合わせて、栓を作った。

しかし元栓を開くとこの栓は、勢い良く飛んでいってしまった。

いよいよ、水道屋さんに連絡するしかないか。

意味不明の呪文が書いてある、木の棒で栓。

何かはわからないが、達筆で呪文のようなのが書いてある木の棒を発見。

この木の棒が、テーパー状になっていて栓をするには丁度いいってことで、

シールテープを巻いて穴に叩き込んだ。

はたして呪文は効くのか!?

ガレージの作業はできず・・・。

Nicchanも作業の予定があるため溶接機をユニックに積んで退散。

木の棒が抜けるといけないので、さらに木の杭で押さえてみた。

先ほどの栓がとんで行ったように、この栓も飛んで行ってしまうような気がするので、

抜けていかない様に、木の杭で押さえて、タイヤチューブのゴムバンドでぎっちり固定。

とりあえずとめることに成功。

そして、一日を費やした水道工事(素人仕事)は終了。

影千代のせいで、今後一生、「水漏れてこないかなぁ?」と心配しつづけなければいけないシンヤ。

今現在も、例の木の棒がシンヤの為にがんばっている。

もちろん木の杭と絶妙のコンビを組んで。


キーワード

あの達筆で呪文のようなものが書かれた木の棒は、今だに他で見たことが無い。

シンヤの家のあの辺りはいつも湿っている気がする。