バルブタイミング調整
いままで、いろんな事をしてきたけど、これは今回が始めて。
まずは、前回テスト的に取りつけたノーマルカムシャフトを外し、カムスプロケットをはずす。
で、カムスプロケットの取りつけボルト穴を前後に削ってなが穴に加工しておく。
(2008/05/22 実際は、内燃機屋さんで作業する方がいい。)

こうすると、クランクの角度とカムシャフトの角度が調整できる。
数ミリづつ調整できるように加工した。
カムシャフトを取りつけ、バルブタイミングを調整開始。

バルブタイミングの調整時は、ピストン上死点の計測、タペットクリアランスの調整が前提条件になるので、
ダイヤルゲージをプラグホールからピストンに当て、正確な上死点を調査。
まずは、排気側の調整をしてみよう。
ニンジャ用ヨシムラハイカムのバルブタイミングは、こんなかんじ。
IN |
OPEN 1mmLIFT |
BTDC 20度 |
CLOSE1mmLIFT |
ABDC 46度 |
EX |
OPEN 1mmLIFT |
BBDC 47度 |
CLOSE1mmLIFT |
ATDC 21度 |
これに合わせるためにカムスプロケットを加工したんだけど、長穴加工が足りず、数回にわたり、カムの取りつけ取り外しを繰り返した。
あとは、パルシングのピックアップの隙間調整をして、パルシングカバーをつけて、ヘッドカバーを付けたら、ひとまずエンジンは完成だ。
祝 エンジン完成!
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