2001/05/23 Ninjaエンジン始動!

昨日に引き続き、原因を調査。

まず点火系の確認。全てのプラグを外し火花が飛んでいるか調べた。異常なし。
となると、いよいよエンジン側だぞ!?
なぜに圧縮が無いのか?ほんとに圧縮がないのか?
ヘッドを空けてカムシャフトを外す。この状態でクランキングすると、すごい手応え!
確かに圧縮している!
てことは、カムシャフトを付けると・・・・間違いない。圧縮されていない・・・・

問題は、例のバルブリテーナー部分にあった。

なぜバルブが閉じないのか?
原因を調べ、シクネスゲージをタペットクリアランス調整時と同じようにタペットスクリュー部分にいれて調べてみる。あってる。
なんでだ?
リテーナーの頭が、ロッカーアームの下側に当たってるぅ!

これじゃ、タペットの前にロッカーアームとリテーナーが干渉しバルブが閉じない。

さてどうするか。

ロッカーアームの、上下は絶対に削るなって書いてあった。

でもしょうがない!後戻りは出来ない!サンダーでロッカーアームを削る事にした。
 
削った特別仕様(軽量強度減型)ロッカーアームを組みこむ。

荒削り後に重量合わせを行った。

かからないエンジンより、かかって壊れるエンジンの方が良い。
これで、バルブは閉じるはず。かかるか!? 
再度、バッテリー接続。エンジン始動!

昨日と同じように、各部点検のあとエンジン始動。
セルを押すと・・・・

「キュキュキュキュキュ、バス!」

て応えあり・・・・もう一度、セルを回すと、

「キュキュキュバウッボボボボボボ」っとエンジンがかかった!

えの:「かかるもんだなぁ」

かげ:「かかるもんだねぇ」
 


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エンジンかかった。

よかった。