2001/07/14 BBQもタダでは終わらなかったよ!Grenadiers!

7/14リバーラフティングが流れてしまい、イベント少ないGrenadiersたまにゃ全員集合で騒いでみねぇ〜か?

あ、そうそう、しげニンジャの原因不明のエア抜けも、ついでに直しちまうべ。って事で木更津にっちゃんガレージに全員集合。

昼間っから飲んで火ぃ焚いてダメになってみる。

参加者 Grenadiers

えの、かげ、みや、けいすけ&けいすけ彼女、しんや。

来週に控えたWitch‘s朝走りスペシャルの打ち合わせもかねて

ちびっ子同伴でtakako、yumiまで参加。

凄い人数・・・・・。

にっちゃんガレージでバーベキューセット設置してタープも張り、気分はレース後の打ち上げのよう。

ここで真打ち「しげちゃん」さわやかテイスティに登場だっ!!

爆音轟かせ、にっちゃんガレージにニンジャで近づく。


しげちゃん(おっ!?やってるやってる!!)

みんな:「お?なんか音が近づいてくる」

しげちゃん(俺が来たら、ヤツらったらスタンディングオベーションかぁ!?)

みんな「お?、しげちゃん来たな?」

しげちゃん(かぁ〜〜っ!俺って、やっぱ生まれながらのヒーローだわ)

みんな「火おこせよ、火ぃ〜」←もうどうでもいい

しげちゃん(ヒーローは、それなりな登場しなきゃなぁ)

みんな「ビール取ってビールぅ〜」


と、まぁ〜相変わらずの思考回路で宴のド真ん中にドシッ!と進入。

し、しかし・・・・・・

注目されてるもんだから(※してね〜から)当然オーバースピードで庭に突っ込みフルブレーキ!

にっちゃんち庭は、かなりダートな為、当然ロック。

みんな「お?」

 

で…・・

 

スカシャァァァ〜〜〜〜ン!あぁぁぁぁ〜っ

 

みんな「おおおおお?」

地響きのような爆笑な中、倍速ビデオ早送りのよ〜に、土に埋まったニンジャ掘り起こす太った人・・・・

恥ずかしパワー炸裂!出来る事なら、このままメットも脱がずに帰りたい・・・・・。


えの:「てめぇ!狙ってやったべ!ぎゃはははは」

takako:「なぁ〜にやってんだ〜!?」

かげ:「直しに来て壊してんじゃねぇよっ!!!」

yumi:「カメラ!カメラッ!」

けいすけ:「そんなつかみアリかよ!死んでしまえっ!」

けいすけ彼女:「…・・(あきれ顔)」

当然だが、安否を気づかう者など皆無。

むしろオイシイとこを持っていきやがって!ぐらいな扱い・・・・。

 

鬼だ、こいつら。

ただ一人、近づいてきたtakakoんち長女

長女:「おにぃちゃん大丈夫ぅ?」←顔のぞきこみながら

ひしっと抱きしめました・・・・>俺。(長女硬直)

ま、そんなこんなでひとしきり笑い←それで済ますな。

焼く→食う→飲む→バカ話→ちびっ子駆け回る→焼く→※以後くりかえし

た、たのしい・・・。

全身の毛穴から、つまらん日常に蓄積された笑いとなって蒸発してく感じ。酔いも回って大騒ぎが続く。

必要なものは友達火」間違ってなかったと再確認。

まだまだ時間は昼。あと10時間はイケそ〜な感じ。

でも、すでに笑い過ぎてアゴ終わる。

ここで現時点での問題を振り返ってみよう。

 

1) バイクを直す事を忘れている。(むしろ壊してる)    

2) 住宅地である事を忘れ、奇声とバカ笑いの大音響。やや公害。

3) にっちゃんの家の庭なのに、本人は仕事で不在。   


2と3に関しては人として論外だが、1に関しては、まだ間に合う。 へべれけ寸前だが、作業に取りかかってみる。

 

しげニン修理だよGrenadiers

ツーレポにも過去何度も登場した問題。

しげちゃんのニンジャが走行中にエア圧が下がる。

かと言って、今まで何もしなかったわけでもない。

ミシュランのフランス本社にパイロットスポーツ送ったり、何種類ものタイヤに履き替えてみたり、徹底的にエア抜けの検証もした。

しかし、原因不明。

だってさぁ、普段は何ともねぇのよ?

営業で毎日使ってるぐらいなんだし。

一番高く付くホイール交換は最終手段とし、かげ、えのが提案する「フロントサスのバネ交換」をしてみる。

かげはオーリンズ。えのはホワイトパワー。しげちゃんはショーワ

一般的に堅いと言われるホワイトパワーより数段堅く、引いた時の感触がオカシイとの意見により、ナップス港北にてオーリンズ購入。

あわや大事故Grenadiers

フォークオイル抜いてバネ抜き出しオーリンズ投入。

油面調整してエア抜きして完了。

文字にすると、わずか2行の事だが実際にやると、それなりに手間がかかる。

しかも軽く酔ってるもんだから、手順間違えたりして進みが悪い。イライラしてエア抜きなんかしてると

「しゅごいねぇ〜」なんてチビッ子達が近寄ってくる。

「ほらほら、危ないから出てなよ」と言ったその瞬間、

メンテスタンドからニンジャ脱落!

あわや大災害ってトコで太った男、今度はカラダ張ってニンジャに挟まれ、ちびっ子を救う!

遅れてきたヒーロー面目躍如!と行きたいトコだが挟まれた状態が何とも哀れ・・・・・・。

そんなこんなで作業終了!←いや、だから、それで済ますなよ

さぁ!宴会パート2だぁ!!!!

のぶも合流、そして、この場所の主「にっちゃん」も夜になりやっと合流。

グレが揃うの超久しぶり。

しかし・・・・かけつけ3杯とは聞いた事あるが、この男かけつけビール12本・・・・・。(約4.2リットル

狂ってんよ・・・お前・・・・何もそんなに一気に飲まんでも・・・・。

スポーツやってるせいか、にっちゃんは全く太ってない。むしろ痩せてる。ついてる肉は筋肉ばかり。

うらやましいケド、こいつにゃなりたくない。

だって4.2リットルって人としてど〜よ?

しかも「さて、これからこれからぁ!」なんて感じで、全然余裕。おっかねぇよ・・・マジで・・・。
死ぬなよ、お前・・・・。

のぶ、しんやは、酒飲まないのでちびっ子担当。実にイイお兄さんっぷりで花火大会を仕切る。

ちびっ子大喜び。グレナディア保育部(!?)大活躍!そして大人気!

 

腐ったダメ人間共はと言うと酔いどれえのったら、焼き鳥バーベキューコンロに花火袋ごと投入

一斉に発火し爆発炎上。

逃げ惑う面々・・・・・。そろそろ通報されるなぁ・・・って感じ濃厚。

でも、気付かない。注意しない。まだわかんない。

笑い転げて、全くかみ合わないデタラメなバカ話を延々と続ける。

夜もふけた頃、酔いどれtakakoの出来上がり

takako 「にゃはは!しげニンのテストしないんかい!」

しげちゃん 「うっせぇよ!俺ぁ〜ココが楽しいんだ!オメーがやってこいっ!」

takako 「よっしゃぁ〜!yumiぃ!後ろ乗りな!しゅっぱぁ〜〜つ!」

yumi 「おーーー!行くぞー!」

しげちゃん 「おう!行け行け!帰ってくんな!」

シンヤ 「いやいやいや、ちょ、ちょと待ってよぉ〜〜〜っ!!」


あわてて酔いどれ共を制止するグレナディア理性派(?)

酔いどれたちの、自分勝手暴走独り言は際限無く続き、

「スペアリブもうないのかよ〜?」

「ぎゃー肉落とした!」

「花火の火がぁ〜〜〜!」←?

「みや暑くねーのー!?」←本日の皮パン男みや

「車検証こなくてさ〜…」

「ビールまだある〜?」

「やきとり焦げてるぞ!」

「俺もうお茶にしとこ…・」

もうメチャメチャ・・・・。

そろそろ解散した方がイイのは誰の目にも明らか・・・・。

運転手以外の連中も酔いを醒ます為にも早めに終了し片付け開始。 

そして解散Grenadiers

しげニンジャが大丈夫か、帰りながらのアクアラインでテストする為、後ろからかげとえのがハイエースでついて来る事にする。

でもってWitchの酔いどれオバカ共も、ついでに送り帰すっつ〜プランで合意。

じゃぁ〜な!みんな!また遊ぼうぜ!アクアラインでのニンジャは実に調子がイイ!!

今まで気になってた振動が消えてる!こ、これは効果あったかも!?

と、その気にさせる仕上がり。

イケる!

確信した、しげちゃん本気。

一気に爆音を轟かせハイエースをロケットのように抜き去る!

ハイエースの車内では、

「はっええーーーー!」 

「はたから見ると、バイクってはぇえな。」 

「あぶねー!」 


まるで自分はしません的思想

一瞬でトンネル抜け横浜方面の左カーブにそなえ減速しバンク開始。

「ぐわっ!バ、バンクできねぇぇ〜〜〜っ!!!」

やっぱエア抜けちゃってます・・・・。

普通ならパニックになる高速域からのエア抜けも悲しいかな、数え切れない経験のおかげで、

ブレーキかけっぱでハンドル切って何とか定位置と化した路肩につける事に成功。

出来る事なら、こんな技術より、もっと別のテクを会得したい・・・・・。

しばらく待って、救援車を待つ。交通量の極端に少ない時間。とてもさびしい。

あ!見えた!お〜〜〜い!サポート部隊も路肩に停止。

かげ:「何よ!?もしかしてダメ?」

しげちゃん:「あぁ。ベッコリだわ。乗せてくれ」

かげ:「ラダー忘れてきた・・・・・。」 注ラダー=バイクを車に乗せる時のレール。

しげちゃん:「はぁ!?サポートしてくれんじゃねぇんかよ!?」

かげ:「いや、そ〜なんだけど、ほら、直ったからいらないと思うじゃん」

しげちゃん:「いや、なおってねぇ〜し(泣)」

かげ 「だね・・・・。頑張って乗せてみようよ」

地面から、ハイエースの荷台まで、50cmほどあろうか。

しげちゃん、かげの二人で、ニンジャを左右からはさみこみサブフレームに手をかける。

持ち上げようとふんばるが、さすが鉄のKawasakiフロントフォークがちょっとのびるだけ・・・。

1mmもあがらない。

がんばれば1mmぐらいは上がる気はしたが、1mmも上がらない。

1mmもあがらない。

一応、努力はしたものの、遊び過ぎで体力切れの俺達に、そんなパワーは無く、かげ達はUターンして木更津にラダー取りに戻る。

つーかよ、載せれっこねーよ!

しげちゃん一人、定位置の路肩で待機に決定・・・・

 

アクアラインの出口、

        一人たたずむ。 

               車もなく、潮風が心地良い。

さみしいけど、僕、我慢出来そう。

 

でも、なんか疲れたんで、グレジャン枕にして横になってみる。

しげちゃん:「はぁ〜静かだぁ〜〜〜。俺だけの場所みたぁ〜い。気持ちイイ〜」

で、就寝・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

キキキィィ〜〜〜ッ!!

突然のブレーキ音で目を醒ます。

 

飛び出てくる親切な運転手さん:「だ、だ、大丈夫ですか!?」

寝ボケしげちゃん:「はっ!いや、ちょっと空気抜けちゃって、友達待ってるだけなんでいや、あの、すんません!何でも無いんすよ。ハハハ」

いかんいかん。車が来ないと思ってイイ気になり過ぎた。反省。眠いケド、シャキッと立って待つ事にする。

コンクリで出来た高い分離帯の向こうでサイレンの音が鳴っている。逆車線だか、川崎の一般道路か知らないが、結構な数が通り過ぎて行く。

しげちゃん:「こんな遅くに火事か・・・・。大変だねぇ〜」 

と、のんきに一服。

ウゥ〜〜ウゥ〜〜〜ウゥ〜〜〜〜ッ

 

しげちゃん:「お、おいおい、何台出てんだよ!?」

 

 

ウゥ〜〜〜ウゥ〜〜ウゥ〜〜ッ

しげちゃん:「あ、あれ?なんか来てねぇか?」←イイカタ

 

ウゥ〜〜〜ウゥ〜〜〜〜〜〜キュッ!

白黒に塗り分けられた、総数5台のパトカーが次々に目の前に停止。

道路公団の黄色い作業車も2台停止。

カコマレテルゥーーーーーッ!!←興奮の為、カタコト

飛び降りてくる白メルメットの青い服の方々の怒号が飛びかう!

隊員:「おいっ!大丈夫かっ!!」

しげちゃん:「え、あ、あ、あの、いや、その・・・・・あれ?あれ?あれぇ〜〜??」

別隊員:「なべさぁ〜〜ん!生きてますよっ!

パトカーやら公団の電光掲示板やらがチカチカと凄い状態・・・・。

一瞬で10数人の青い服の方々に囲まれる・・・・・。

あちこちでサイレンや無線や怒鳴り声が鳴り響いてる。

こんなの見た事ないよぉ〜目がチカチカするぅ。

それら全てを囲むよ〜にパイロンが並べられて行く・・・・・

しげちゃん:「す、すいませぇぇ〜〜〜〜〜ん!!な、なんでもないんですぅ(泣き声)」

しげちゃん:「あの、その、ちょっと、パンクしちゃって、その、友達呼んで待ってて・・・」

しげちゃん:「ほんと、すいません!すいません!すいません!」

隊員:「君、どんな状態で待ってたの?もしかして横になったりしてない?」

しげちゃん:「はうっ!」

隊員:「ダメだよっ!2輪が事故して人が死んでるって通報があったんだから!!」

隊員B:「ここで事故って事は大惨事だから、全車出動したんだよ!」

隊員C:「今、救急車の手配中止したから」

しげちゃん:「あうっ、あうっ、すいませぇん!気持ちよくなって寝てました!ホントすいません!すいません!!!」

隊員:「警視庁24時だったら、珍事件って事で全国放送だな」

しげちゃん:(うっ、警察の人も、やっぱアレ見てんだ・・・・。)

しげちゃん:「いや、も〜、ほんとすんません。すぐ友達が来ますから」

隊員:「いや、無事ならイイよ。(笑)そんなに卑屈にならなくても逮捕はしないからさぁ」

 

チラッと見ると、拳銃のホルダーが外れかかってたりして超リアル。

 

しげちゃん:「いや、もぅ、あんまパトカーにイイ思い出ないもんで・・・・」

とち狂って余計な事いっちゃってる。

隊員:「友達の車が来るなら、もうイイんだね?」 

公団の電光掲示板車を2台とパトカー1台残し帰って行く高速交通機動隊・・・・・・。

まもなくして到着するサポート部隊、Grenadiers 

えの:「な、何よ!?これ!?しげちゃん何やったぁ!?」

しげちゃん:「いや、ちょっと寝てたら、パトカーに囲まれて・・・・」

かげ:「寝んなやっ!!」

 

はい。おっしゃる通り・・・・・・。寝ちゃダメです。だって高速道路上ですもの・・・。

後で聞いたトコによると、かげ達がアクアラインに戻る時、全ての電光掲示板に

「10km先、故障車!注意!」

とうるさいぐらいに出てたらしい・・・・。

皆さん、お、おつかれさまでしたぁ・・・・・(泣き声まじりの小声)