2001/08/13 ツーリングって何ですか?だよ・・・Grenadiers!
やっとこさキャンプ地に到着。
もう、汗だく通り越して粘膜っぽくなってる買出し隊
炊きだし隊も、さぞかし心配してた事だろ〜と思ったのもつかの間
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おい!テメェ!あんで海パンはいてんだよ!? しかも濡れてんじゃん! |
軽くブン殴ろうと決意固めた瞬間!
メイン会場である川岸からかげが飛び出してきた
ぎゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜いたたたっ〜〜〜っ!!
見ると、信じられない数のアブ竜巻に襲われてるかげ・・・・
た、ただ事じゃねぇよっ!みんなでアブを振り払う。
とにかく凄い数。
ど〜しよう・・・・これじゃ川に降りられない。
しげ「こりゃ無理だべよ・・・この高台で宴やるっきゃねぇ〜なぁ」
かげ「・・・・・・いや、できない」
しげ「へ?」
かげ「なぜなら、すべての道具が下の川にあるから。」
一同「どしっ!」
ど、ど〜するよ!?>Grenadiers
にっちゃん「なきゃできねぇ〜んだから取り行くっぺよ。考える事じゃねぇだろぉ!?」
この暑さの中、重装備で川に降りてくにっちゃん。
戦地におもむく兵士を見送る女学生の気分で送り出しジィ〜ンとする。
かげ「な、なんで、みんな行かねぇ〜の!見殺しかよっ!」
しげ「はうっ!」←我に返った
えぇ。思いっきり見殺すつもりでした・・・・・・。
かげとmiyaは勇敢にも、にっちゃんを追い川に降りて行く。
さぁ、残ったのは2人だ・・・・。ダメ人間しげちゃん&えの
しげ「お、おい、ど〜すんよ?」
えの「行かなくてイイっぺ」
しげ「だ、だよなぁ〜!俺ら買出し行ったしな!えへっ」
えの「当然でしょ。やつら炊きだし隊なんだから。俺の仕事は終わってんだよ」
しげ「いや、ちょっと待てよ。miya行っちまったぞ?」
えの「うぐっ!」
醜い討論の末、結局2人とも川に降りる事にする。
超ゆっくり下って行くと、ちらりと見えたソコは戦場・・・・。
2人してビタッ!っと足がとまる。
うぎゃぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!
おいっ!うしろっ!うしろぉぉ〜〜〜!
いたいっ!いたいっ!いたたたたたぁ〜〜!
あぎゃぁ〜〜〜〜っ!!
アブだかABEだかで真っ黒になってる川で人間が襲われているよ・・・。
アブが大群になって「KILL」って文字作ってるよ〜に見える。
あまりの惨劇にチビッて足がすくむ・・・・。
進めない・・・行けっこないよ・・・。
ごめん、友達。
君らの勇気ある行動は一生忘れず生きていくよ・・・・。
さ、逃げよう。
と、勇気ある戦士に背を向け逃亡体勢のえの&しげちゃん
かげ「おいっ!なんで助けてくんねぇ〜〜んだよっ!!」←泣き声まじりの絶叫
えの「うっ!お、おい!怒ってんぞ!?」
しげ「だ、だな・・・・。」
えの「い、行くか?」
しげ「あんだけ怒ってんだから行くしかねぇか・・・」
えの「だな・・・。」
にっちゃんはフライパン振り回し叫びながらカバンや鍋を確保している
カンカンカカカカカンッ
こんな音がしちゃうくらいのアブって何匹居るって事なんだろ〜か・・・・。
しげちゃん&えのはロクに手伝いもできなかったが
なんとか全ての道具を高台に持ってくる事に成功。
さぁ!宴開始だGrenadiers
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うっとり空を眺めると鉄橋が何ともロマンチック。 来て正解! |
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酒を飲み、飯が炊けるまで焼き鳥でもつまむ 食って正解! |
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寝たら失敗! しげちゃん食いそびれてんし・・・・。 |
おもいっきり馬鹿話しながら宴は進む。
大事なのは友達と火。
ずっと言ってきた事だけど、本当にそう思う。
前から同じ事やってるのに全然飽きない。
むしろ毎回おもしろは増すばかり。
この為に生きている気がするもの。ホントに。
ちょっと照れくさいケド、こんな仲間に出会えた事に感謝したい。
ずっとこのままってワケにもいかないのかもしれないケド
これまでもやってきたんだから
この先10年も20年も、こんな感じで生きてみたい。みんな一緒に。
さて本題に戻ろう。
宴も終盤。かなり笑ってアゴも終わりに近づいた為
そろそろクライマックスのアレだ!
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そう!火だよ!火ぃ!! キャンプファイヤーは毎回やるけど 段々と火の高さが増していってると思うのは気のせいだろ〜か・・・・? いや、絶対増してる!火事だよ!火事! お前ら泥酔してんだからホント気ぃ〜つけろよ! でも、次回もきっとやり過ぎるだろう・・・・。 |
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火を観賞しながら大声で笑い馬鹿話。 うっとり星見て「ろまんちっく」 酒もまわってイイ気持ち・・・・・。また遊ぼ〜ね。 おやすみ>Grenadiers |
キーワード
ABU
ABE
弘法岩
ヤンマガ見終わってないから
ココに名前と住所と電話番号書いて
と、まぁツーレポなんてココで終わりでイイんだろ〜ケド
翌日もデタラメだった為、一応ご報告・・・・。
さっさと帰れよGrenadiers
朝は6:00に起床。前日深酒した割にゃ〜みんな早起き。
いつもだったら残ったモンでも朝飯にして食うんだが
なんと食材がピッタリの量だった為ほとんど何も余ってない!
凄いよ買出し隊!だてに無駄道160キロも走ってないね
あ、言っちゃった・・・・・。
て、事でチョットばかり残ってた野菜をただ炒めてみる。
調味料は塩のみ
うん。基本だよ。これぞ王道でしょ
きっと素材の味が引き立った野菜炒めになるに違い無い。
結果、鬼マズッ!激マズ!全部吐く!
ぶっ!素材の味しかしねぇ〜じゃん!!
調味料って凄いんだね・・・・ちょっとおりこうになった気がした朝であった。
さぁ〜今日は何して帰るべ〜かなぁ
キャンプ地の掃除も完了!
期待して出発!
5〜60キロ適当に走ってみる
オモシロそ〜なモンは見当たらない
つ〜か、俺らにとってオモシロそ〜なモンって何だろう?
いや、そもそも俺らは今どこに向かって走っているんだろうか!?
やっと目的が無い事に気がつきコンビニで停止する。
しげ「お、おい、俺らドコに向かってんだよ?」
かげ「へ?どっか行くんでしょ?」
えの「誰か先導してくれんじゃねぇ〜の?」
これだよ・・・・やっぱり無意識に走ってたダケだと判明。
miya「アレ?にっちゃん居ないよ?」
一同「ほっとけ。気がつきゃ戻ってくんべ」
あぁ、なんと冷たい仲間なんでしょう。
にっちゃんが気付き、電話かけてくるまでコンビニで漫画でも読む事に決定。
ツーリング中にヤンマガとか読んでるのって凄い無駄だよね・・・・。
プルルルルル♪
かげの携帯が鳴った!
かげ「おい!どこにいるんだよ!俺らコンビニで止まったの見えなかったのか?」
にっちゃん「知らねぇ。つ〜か、もう20キロぐれぇ〜先まで来ちまったよ」
かげ「はうっ!何で気付かねぇ〜んよ!?」
にっちゃん「戻るの面倒だから、これから山形でも行って一泊してくんよ」
かげ「おう、わかった。じゃ〜な」
にっちゃん「あいよ〜お疲れ」
えの「にっちゃん何だって?」
かげ「ん?戻るの面倒だから山形行くってさ」
しげ「ぶふっ!あ、あんだよそりゃ!?しかも何で普通に電話切ってんだよ!!」
miya「何それ?解散って事?」
かげ「そ、そ〜言えば何か変だよね?ど〜する?呼び戻す?」
えの「メンドーなんでイイです。」
むちゃくちゃな会話で、にっちゃんとはココでお別れとなった。
ど〜〜〜〜考えても、こんなツーリングチームありえない。
つ〜か、チームでも何でもねぇ〜じゃん・・・・・。
て、事で再出発。
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デジカメが容量一杯になった為 携帯で撮影(SH−07) |
しっかしこの辺の道は、やけに「喜多方ラーメン」の看板が多い。
も、もしかしてココは喜多方ってトコなのか!?
じゃ〜その〜本場の味っつ〜を食ってみよ〜よ!
でもって、にっちゃんに自慢しよう!
つまらん意地で食った事も無い「喜多方ラーメン」とやらを探す。
しかし、地方の特産物なんて食った事もない馬鹿共は
たいしたアテも無く、看板に書かれた「喜多方駅」だけを頼りに進む。
で、まぁ、何となく喜多方駅に到着。
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見ると、あっちもコッチもラーメン屋 しかもドコも行列。 た、たかがラーメンぐれ〜が、そんなにうまいもんなのかぁ!? 相談して、一番並んでるトコに決める。丸見食堂。 |
あと少しで俺らの番って時に、重大な事に気が付く。
しげ「なぁかげ。なんか変じゃねぇか?」
かげ「へ?何が?」
しげ「いや、こ〜して店内見てみるとよイイ具合に満席なんだけど、
誰も、オイシイ!とかって感想言わなくねぇか?」
かげ「うっ!ホントだ!! 何か変だよコノ空気・・・・。」
えの「凄いウマくて無言なのかも知れねぇじゃん・・・・・いや、違うな・・・。」
miya「え?て、事は、この人達もただ並んでたダケ!?」
俺らの会話を聞いて、まわりの人達も苦笑してる。
ちょっと不安になり、列の前に居たライダーっぺーヤツに聞いてみる
しげ「おす!ここ初めて?俺らも初めてなんだけど、ここウマいかねぇ?」
ライダー「い、いや、僕らも初めてなんすけど、みんな並んでたから・・・・。」
しげ「ちっ!やっぱそ〜かよ。」
かげ「と、とにかく食ってみるべよ」
で、ついに俺らの番が来た。
愛想もねぇ〜店員に、さっさと席つけコノヤロウってな感じで案内される。
ちょっとキレたい5秒前・・・・。
ここは無難に喜多方ラーメンを注文してみる。
待つ事30分。さんざ待たせておいて無言で丼置く店員に、ちょっとキレたい2秒前
いやいや我慢よ。大人なんだしさ。イライラするの良くないよ。
で、食ってみる。
ズルズルズズ〜〜〜〜〜ッ
しげ「ブッ!あんだ!こりゃ!?高速道路のラーメンじゃねぇかよっ!?」
ついにキレてしまう大男。凍りつく店内。
いや、でも、あきらかにマズい。マズいもんはマズい!雰囲気じゃ食えねぇ〜よ!
しょう油と簡単なスープの味しかしない。麺もシマダヤの冷凍麺より遥かにマズい・・・・。
ずばり、サービスエリアで食うのと全く同じ味。マジでびっくりした。
こ、コレが喜多方なの!?
しげ「SAのラーメンって喜多方だったのか!?」
店内は静まりかえるが、半数の客が静かにうなづいているのは見逃さなかった。
えの「うるせぇ〜なぁ文句言わねぇで食えよ。こ〜ゆ〜もんなんだろ?」
しげ「いや、納得できねぇ〜よ。コイツら裏で札束数えてんだぜ?
インスタントスープのクセによ!んな悪徳商売なんかゆるせねぇ〜よ!!」
店を飛び出し頭を冷やす。
かげ「わかったよ、しげちゃん。もう1軒行ってみよ〜よ。今度はウマいかもよ?」
しげ「う、うん。」
て、事でmiyaとえのは店の外でワガママな男待ちに決定。
2件目は丸見食堂よりデカくて、おもっきし目立つ店。
中に入ると芸能人の写真とサインだらけ。
なんかムカつくケド、もしかしたら名店なのかもしれないので黙って席につく2人
メニュー見てビックリ!!
「元祖!海鮮大王とんこつ喜多方ラーメン1500円」とか
「元祖!伊勢エビまるごと一匹喜多方みそラーメン2000円」とか
「元祖!大王みそ、とんこつ、しょうゆ喜多方ラーメン1200円」
とかばっかり
多すぎ!!つ〜か、喜多方って何だよ!?ってな感じで不安たっぷり。
何注文してイイのかわからない。なんせ普通のラーメンが見当たらない。
しかたないので「元祖喜多方とんこつラーメン」と「元祖しょう油ラーメン」を注文。
混んでるせいなのか、この店も対応最悪。
ねぇちゃん「ちゃんと選んでから呼んでよねっ」
しげ「はぁ?呼んでねぇよ。」
ねぇちゃん「じゃ、決まったら呼んで」
しげ「いや、おい、ちょっと待てよ!おい!」
さっさと消えてくねぇちゃん
かげ「いや、もしかしたらウマいのかもしれないじゃん?」
しげ「う、うん・・・ならイイんだけどさ。」
で、元祖ラーメン到着。
ずるずるずずずずず〜〜〜〜
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もうイイです。何もコメントしたくありません・・・・・・。
黙って席を立つかげとしげちゃん
えの「おう!ど〜だったよ?」
しげ「待たせて悪ぃ。無駄だったよ」
かげ「か、帰ろうぜ」
miya「ま、マズいんだ!?やっぱり!!」
と、ココで突然の大雨。
食いしん坊なデブの心のよ〜に降りまくる豪雨。
しばらく雨宿りして帰路につくGrenadiers
なんともあと味悪い結末であった・・・・・・。
そうそう!帰り道のSAでにっちゃんから写真付きメールが来ましたよ。
元はと言えば、コヤツを悔しがらせる為に行った喜多方。
しかし結果は言うまでもない・・・・。
それなのに、にっちゃんの写メールったら・・・・・。
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にっちゃん「うぃ〜、着いたかぁ?こっちは観光もして一人旅満喫って感じだよ 今はホテルで風呂入ってビール飲んでるぜ〜。最高!んじゃまたなぁ〜」 悔しいけど、お前の勝ちだよ109対0で・・・>にっちゃん |
ツーリングが何なのか、結局わからなかったけど
やっぱ楽しかったから正解って事にしておきたいね。うん。
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今回、俺が撮ってたせいか、俺俺俺写真が一枚も無い為、職権乱用。 |