2006/07/22 一本杉を見に行く日帰りツーリング

2006年も、7ヶ月が経過しほとんど活動していないグレナディア。
メンバーの約半数が、バイクの車検を切らしてる状態。

俗に言う、「バイクを降りる」と言うやつだ。

なので、結構早めに連絡を取り日帰りツーリングに行くことにした。
気になる目的地は、

かげ:「しげちゃん、高校のとき一番仲良かった友達、誰?」

しげちゃん:「うーーーん、杉山かな?」

かげ:「じゃぁ、目的地は杉山公園てことで。」

しげちゃん:「お!いいねぇ、公園!原点だな。」

でもって、杉山公園調査。
都内に有るが、ツーリングの目的地としては近すぎる。
で、杉つながりで検索していくと日光に一本杉と呼ばれる杉の大木があるらしいので
それを見に行くことにした。

佐野SA朝食バイキング。

結局南極、日光は連日の雨で一本杉に行くのやめた。

で蓮田SAに集合した35歳7名。

雨も降ってることだし、佐野SAまで移動しうだうだすることにした。

雨がやまなければ、解散もやむなしな状況。

日帰りで雨のツーリングはバカバカしい。

写真は、ミヤの朝食。

ふと見ると、ヒロキ(105kg)の朝食には白米がない。

かげ:「ヒロキ、米は食べないようにしてるの?」
ヒロキ:「ご飯は、2回目で食べるの」
かげ:「う!じゃぁ、それは前菜ってこと!?」
ヒロキ:「そう。」

佐野SAに移動した35歳7名(グレナディア)。

高速道路を走りたくないので、次の栃木ICで降りることにする。
目的地が決まらないので、適当に地図を開く。

かげ:「じゃぁ、64ページのぉ、上から3個目」
シンヤ:「うぅぅんと、お!原始生活体験村!」

グレナディア:「決定!」

やってるかどうかとか、予約必要かとかはあえて確認せずとにかく行ってみることに。そうでもしないとここから動けない。
今必要なのは、目的地。

栃木IC。

偶然決めたページが奇跡的にちょうど次のIC付近だった。

とりあえず高速を降りてみた。
今回先頭はミヤで行く。

グレナディアの中でもっともバイクに乗っているミヤ。
ミヤはいつもツーリングで走り足りなそうだから、今回はミヤに先頭で思う存分走ってもらうことにする。

しげちゃん:「今回は、ミヤに俺らが付き合う。」

ミヤ:「間違えちゃうよ?」

さっそく行き過ぎる。

行き過ぎて地図確認中。


原始生活体験村に到着。

山を見上げて。

車で来たシンヤと駐車場で合流。
先に着いたシンヤは、すでに中を散策したらしく原始生活体験村に詳しくなっていた。
ソフトモヒカン

久しぶりにバイクに乗ったら、ノブがソフトモヒカンになった。
案内板の前で。

結構いろんな施設が併設されているので、遊びまくることが可能。

しげちゃん:「えぇ!ここよくねぇ?」

かげ:「原始人の服とかも持ってきて日本語禁止で。」

えの:「またウホウホ的なこと?」

グレナディア:「!」

竪穴式住居、横穴式住居へ。

見えてきてるのが横穴式住居。
横穴式住居

横穴式はそれほど興味ない。
竪穴式の原始人ぽさが興味の対象だ。
炊事場

ここで煮炊きできる。
柱に「火種に水をかけないこと」と注意書きがあった。

パンフレットによると、ライター、マッチなどの着火器具は持ち込み禁止になっている。

一度ついた火種は大事にする必要がある。
おもっきし着火マン

グレナディア:「着火器具禁止じゃないのかよ!?」
ついに竪穴式へ

この中見てみたい。
係りの人呼ぶ。

泊まりの人がいるときは、見学できないらしいが、無理言って見せてもらう。
鍵開く。

係りの人が鍵を開けてくれる。
ぞろぞろ入っていく。

みんな早く見たくて、いっぺんに押し寄せるもんだから押し合いへし合いになる。
煮炊き!

竪穴式住居の中には、こんな囲炉裏がある。
天井!

当たり前だが、中で煮炊きするので換気が可能な構造。
入り口から右!

こんな感じのフローリングになっている。
このなかに7人で泊まることが可能。

竪穴式住居は3つあるので、21人まで泊まることが出来る。
ヘビトンボ

見たことがない虫がいた。

ノブ:「なんだろう、こいつ?」

かげ:「羽の部分だけ見るとセミっぽいよね」

捕まえようとノブが指でつかもうとしたら、「シャー!」ってかんじでイナバウアって指に噛み付こうとした。

ノブ、かげ:「うひゃぁぁぁあ〜!」

思わず逃げ出す35歳2名。

後日、ヘビトンボと判明。
「名前の由来は、触ろうとすると大あごで噛みついてくる姿が、鎌首をもたげたヘビに似ているから。」

身をもって確認。
バッタモドキ

こいつも初めて見た。
真っ白でテーブルの上で踊っていた。
いいなぁここ。

奥の広場では、子供会風の団体がスイカ割りを始めた。

しばらくすると、

先生風の人:「観客席にもおすそわけ」

グレナディア:「え!ありがとうございます!」

やっぱり旅は人との交流だね!
ぐ!

しげちゃん:「このスイカちょううめぇ!」

かげ:「どれ、う!」

しげちゃん:「うまくねぇ?」

かげ:「俺のはうまくない。お前の食わせろ!」

かげ:「しげちゃんのは確かに甘い。」

シンヤ:「どら?(パクっとたべる)ブヒェ!腐ってる!おえぇ!」

グレナディア:「!」

ノブ:「え!だってこれ見てみなよ!とろけてんじゃん!うわ!臭!」

意図が見えないで悩む35歳7名

なぜ腐ったスイカをおすそ分け・・・・
きっと俺たちが邪魔だったんだ・・・・

大量に余ったスイカは、ヒロキが返却した。

かげ:「何も言われなかったかな?」

しげちゃん:「腐ったやつらでも、腐ったもんはくえねぇか?とか。」


そんな被害妄想で落ち込んでみる。

落ち込みながら次の目的地を考える。
さ、次いこ。

次の目的地、足尾銅山へ向かう。


足尾銅山へ移動。

せっかくなので峠道を選択。

雨続きなので河川も増水だ。
今後のために

キャンプできそうな場所を下見してみる。
が、横道の奥には、不法投棄されたゴミがたくさん有りキャンプする気にならない。
ノブ

HONDA CBR600F。
シフトロッド部分のオイルシールが痛んでるようで、オイル漏れ有り。
ヒロキ

HONDA CBR600RR。
バイクには問題ないが、まもなく腹がつかえてハンドルに手が届かなくなる。
えの

新車のハーレースポーツスター
納車2日後。ならし中。
かげ

Kawasaki GPZ900R
初年度登録 平成8年7月
実に10年。

エンジンヘッドに不具合を抱える10万キロ突破のニンジャ。
どんどんノーマルに戻ってる。
しげちゃん

Kawasaki GPZ900R
異常に始動性がいいあたりエンジンで、当日もバッテリーが上がっていたが、押しがけ一発で始動。

2ヵ月後には、車検が来るオニハンニンジャ。
流された橋

この橋の向こうから、木を切り出しているらしく運搬車が取り残されていた。

自然の力はとても恐ろしい。
落石注意

こんなでかい落石がごろごろしていた。
土砂崩れしていた場所も有った。
雨で地盤がゆるゆるだ。

自然の力はとても恐ろしい。
トラブル発生

しげちゃんの左足が、めちゃめちゃペダルを探してる。

えの:「ペダル無ぇよ!」

しげちゃん:「え!?」

えの:「折れちゃってんじゃん!
取れちゃってんじゃん!
落っこちゃってんじゃん!」

語呂が良いので即採用。

シゲオの目玉は四角だよ。
針金発見

しげちゃんニンジャのチェンジペダルがぷら〜ん。

日帰りツーリングなので誰も工具を持ってきていなかった。
どうやらペダルをとめていたねじがなくなったらしい。
走ってきた場所を歩きながらねじを探してみる。

が見つかるわけもなく、かわり見つけた針金でペダルをとめる。
結構走った。

やや走りつかれてきた。
早くついてほしい。足尾銅山。
こんな道

初めて走ったと思っていたが、ノブによるとwitchと一緒に走ってるらしい。

誰も気づかない。
大自然

これだけの豪雨の後だけに川の水は泥水になってると思っていたが、とても澄んだきれいな水だった。
あと少し

シンヤの車と合流。
バイクと車じゃなかなか難しいと思っていたが平気だった。
ミヤ

あちこちオーバーホールされているSUZUKI GSF1200。
常に乗ってるだけあってツーリング中にトラぶったりしない。

けど帰り道にライトのバルブが切れた。


滝発見。

猿岩の滝

滝の看板があったので見学する。

水が落ちる音は聞こえるが、滝が見当たらない。

滝あった!

でもほとんど見えない。
真ん中の茂みから、ちょっとだけ見える。
嘆くヒロキ

滝にがっかり。
ヒロキに完敗。
あぁ涼しい。

シンヤは車でどんどん行っているが、すずしいのでしばらく休憩した。


足尾銅山。

足尾銅山到着。

聞いたことはあったので来てみた。

ヒロキは子供の時に来たことがあるらしいが、
今では、すごい腹だ。

アイスに歯が立たない!

アイスの自動販売機でアイスを買ったヒロキ。
いつから売れてないのか判らないがとても硬かったらしい。

モナカの皮までもがカッティンコティンだ。
銅山へ向かう

見学コース方面へどんどん行く。
博多!

足尾銅山の全長を直線距離にすると東京から博多まで到達する距離になるらしい。

おどろき役しげちゃん。
見学コース

見学できるところは、上の写真で右下部分。
このわずかな範囲のみ見学できる。

参加者7名

グレなんてもう無ぇけどなんて言っていたが、あんな適当な連絡だけで7名も集まった。

それが一番驚く。
手掘坑夫

つれぇ仕事だな。
車夫

人力だ。
負夫

銅とかしょって運ぶのか。車夫よりつらそうだ。
監視する人

こういう人は、憎まれたろうな。
でもいないとだめだろうな。
負夫

さっきの負夫より楽しそうだ。
この人たちは、この仕事でのうさばらしを、酒と博打でしちゃってたらしい。

仕事→つらい→酒→博打→金無い→仕事→つらい→酒→博打→金無いの∞ループだ。
時代が変わって

ヘッドライト、ヘルメットなど近代的になっていく。
手掘りもなくなり機械、火薬でがんがん掘る。
休憩所

かげ:「こんなびしょぬれで泥だらけの場所で休憩とか食事するのつらいよねぇ」

えの:「だねぇ・・・」

かげ:「大変だったねぇ」

えの:「だねぇ・・・」
賽銭箱

暗くて見えないが、この先にもずっと穴が続いてる。
なにかとても大事なことを話してお賽銭をやめたんだけど、どんな理由だったのか忘れた。
砕女

女の人も働いた。
この人たちは、掘り出した鉱物を細かく砕いたりしてたらしい。

毎日。
これも人形

ここの人形はちょっとリアルで気味が悪い。

これも人形。ほとんど裸で野ざらしだ。
運ぶ

こんなトロッコで運んでいたようだ。

資料館へ向かう。

足早にヒロキが動く。歩き方がすでに面白い。
丸裸

出勤時と退勤時に裸になって盗んでないことを確認。

お金とか作るとこってこうなのかね?

この人形は、1/9ぐらいのサイズ。

昔のお金を作る工程が細かく再現されている。
出口

おみやげ売り場、食堂、レストランなどがあったが、あまりにも積極的に営業に来るのでささっと通り抜けてきた。
銅もありがとう、また銅ぞ。

なるほど。駄洒落だな。

時間も時間なので食事できる場所を探すことにした。


飯、食、帰

おそばに決定。

食べるもんは、シンヤにまかせてついていく。

国道沿いの蕎麦屋に決定。

のれんが出ていなかったが大丈夫だった。
映画のロケ地?

この蕎麦屋で映画が撮られていたらしい。
興味が無いのでまったく知らなかった。

映画のタイトルも忘れた。
読めない。

店の名前読めない。


カメラ向けると、なんかしてくれる。
そろそろお別れ。

帰りの分のガソリンを補給。
またいつもの日常に戻るちょっとまえ。
また食べてる。

なにやら、パンを買ってきてペロリ。
ライトのバルブ切れた

いざ帰ろうとしたら、ミヤのGSFのヘッドライトバルブが切れた。

ハイビーム&ガムテープで応急処置。
とほほ

最後の最後で、バルブ切れ。

このあと、外環分岐でミヤ、首都高で木更津組とお別れ。

しげちゃんちで、おしゃべりして帰宅。

キーワード

スイカ腐ってた。

何かしらバイクは壊れる。

グレナディアは、まだあるらしい。