2007/08/04 零式艦上戦闘機だよ。Grenadiers!

8月だけやってる博物館、河口湖自動車博物館。

なんとここには、本物をレストアした零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が展示されているらしい。

たまたま、20代に購入したゼロ戦のプラモデルを作っていたので本物が見てみたくなり、ツーリングを企画。

シンヤ、ノブはバイクが無いので不参加。
にっちゃんは、土曜日仕事なので不参加。
ミヤは引越しで不参加。

いつものことだが、調整してもあーでもねぇ、こおでもねぇとはっきりしないので、

「行けるやつが行ける時に行きたい場所へ行く。」

みんなが足並みそろえるのを待ってるとじいさんになっちまうので、
残るメンバー、しげちゃん、えの、けいすけ、ひろき、かげで行くことにした。

でもって、また久しくツーリングとか行ってないもんだからみんな行きたいわけで、
しげちゃんなんかもBBBSで友達を罵倒し始める有様だ。

ツーリング出発前までのしげちゃんの発言
(GrenadiersBBBSより)

「なるほど、けいすけはキャンプを久しぶりにやってみてぇワケだな
よぉ〜し、その願い、2PE2代表の俺が叶えてやる。」

「さぁ!キャンプ出来る日程を提示するんだ
どの方向から来ても俺が最高のキャンプを演出してやんよ」

「まず、俺の最新型タープを張るワケだ
でもって、俺の超画期的トライアングルコンロでBBQだな。
で?あと何だ?ん?何が欲しい?
はいはいはい、笑いね、笑い。
テメェのそのヒゲヅラアゴ、地面でドリブルするぐらいに終わらしたるっ
手ぶらでいいから日程出せ。」

「あぁ〜もう、まちきれねぇ、迎えに行くからバイクもいらねぇ
俺とタンデムでキャンプだ、キャンプ。
シゲーズ・ブータ・キャンプに入隊だ(ヒアウィゴッ」

どこぞの売れっ子タレントじゃあるまいし
俺ら程度のカス人間が、そんなに忙しいなんてワケねぇだろ?
つか、振り返ってみれば
今年、何もしなかった無駄な土日って1回はあっただろ?

予定立てたりすんの面倒だからって、
いっちょ前に大人の言い訳なんかすんなっつーの。
>>ALL


なんとなく大人の年齢になったからっつって
一番なりたくなかった感じになっていませんか?と。


はっきり、クッキリ、サッパリと
「お前らとは行きたくねぇっ」とでも言われた方がスッとするわ。

間髪入れずに
「こっちこそテメェとは行かねぇよ、バカ、ザコ、氏ねっ」
って返してやるっつの。

とりあえず2箇所だけ予定を決め打ちして
可能な奴は、どっちかだけでもくりゃ〜ツーリングっぺー事が出来るべ。
それでも来られない奴は、しゃ〜ねぇな

「40歳過ぎたらまた遊びましょうね、バイバイキーン。」
と。


「キャンプの用意、ガソリン補給、おしがけ?んなもん前の日にやっとけっ!いや、今やれっ」

「NEWコンロ」
「NEWタープ」

「NEWテント」

「NEW俺」

まぁここまで言われたから、みんなの重い腰が上がったのかもしれない。

で、日程は、2008.08.04〜2007.08.05の1泊キャンプツーリング。

目的地が河口湖なので、集合場所は、相模原かげ邸になった。

着くなり「バイク壊れた!バイク壊れた!」

えの:「バイク壊れた・・もうやだ、このバイク。」

かげ:「ハーレーかぁ、治るかぁ?」

たまたま待ち合わせが家だったので、ネットでハーレーの不具合を検索。

なんかしらんがリセットしたら治るというファミコン的復旧。

出発前のイベントフラグ1個消化。

「いっちょ前に大人の言い訳なんかすんなっつーの。」
って言ってた人がこない。


あれだけ、吠えといて当日こないとは何事か。

そして、掲示板に書き込みがあるのを発見。

「終わらん・・・
ちょっと無念過ぎるんだが
まだ都内で仕事してて出発出来ない事態。
かまわず先に行ってくれ(クッ」


・・・・・・へ?

さくっと出発しコンビニで朝食

せっかくゼロ戦の写真がとりたくて行くのに、このカメラ使いずらい。
道志道を山中湖方面に行く。

このコンビニの手前で、都留方面に向かう。

新しいビデオで撮影開始。
滝を見に行く。

都留方面にぬけて、河口湖へ向かう途中に白糸の滝があるので、
その滝を見に行くことにした。

結構渋滞があったので、俺らがバイクでわき道にそれたら抜けられると勘違いした車がついてきちゃった。
こんな滝。

このカメラじゃ、うまく取れない。

実際はけっこう涼しいいい場所だった。

と思いきや・・・
おや?麗水?

なんじゃ?

湧き水?

飲めるのか?

最近は年のせいか渓谷の水とか飲むと下りませんか?
うぐ!

あの、ばっちぃコップで排水管のようなところから出てる水を飲めと!?

無理です。
戻るとニンジャから何かもれてる。

結構なしみ作ってるじゃないか!?
ガソリンモレテェーラ

デトマソパンテーラと似た語感発見。

どうやらキャブレターフロートチャンバーのガスケット部分からガソリンがもれてる。

エンジンが動いていると大丈夫なので、とまるときはコックOFFにする。

毎度のことだが、何かしら壊れる。
せっかくなので地のものを探してみる。

お昼だ。腹すいたのだ。

手打ちうどんだかなんだかがあったので、そこにした。

うまい!ほどでもないが、安かった。

麺のコシが強いというか硬かったような・・・

まいっか。

うどん待ってる、けいすけとひろき。
うーん、黒部ダム

最近黒部行ってないね。

と、この辺であの人に電話してみよう。

かげ:「どうだ?これそうか?」

しげちゃん:「・・いや、もう、どはまりっつーか・・・」

かげ:「・・・」

しげちゃん:「もし今夜楽園見つかって電波入るところなら電話して。いけないまでも、お前らがどこで何してるのかだけは知っておきたいからさ・・・・」

かげ:「あらまぁ・・・」

うどん待ってる、えのとかげ。
うどん食べてるけいすけ。

うどん、アッツイやつだったよね。

冷やし的なものでもよかったか。
食べたうどぅん

かき揚げはトッピングです。

生卵と、味のたれかけてかき混ぜて食べる何か。

地のものじゃないね。たぶん。

もしかして四国のか?
本日の楽園探し

今回は、楽園探しが15:00まで。

そのあとキャンプ場探しが16:00まで。

以降、宿さがし。だめなら帰宅の予定。

細い川を見つけては上っていくとこんな村はずれに到着。

ひろき:「なんかぁ、くさくない?」
砂防ダム

キャンプできそうな場所なのかチェック。

けいすけ:「斜め過ぎて無理だねぇ。」

それになにか匂うのだ・・・
においの原因

小熊らしき獣の死骸がビニール袋に入れて捨ててあった・・・

なぜにビニールに入れるのか?

ビニールの中で

「うじうごめいて鼻曲がる。」

「富士山ろくにオーム鳴く。」

近い語感またまた発見。さえてる。
やや!

誰もいないキャンプ場発見!
¥1000

楽園が¥1000で手に入りました。

空いているならキャンプ場もありか。

直火じゃいかんので、「NEWコンロ」が必要。

なんとなく、端っこにバイク止めたが・・・・
誰もいないのをいいことに。

場所は贅沢に使うことにした。
バーベキューコンロ

レンタル¥300

ここは西湖脇キャンプ場。

河口湖のキャンプ場は、ものすごい人だった。

湖は無くてもかまいません。

がらすきで¥1000のほうが魅力的。
西湖最高。

買出しは河口湖まで行ったが20分も走らず大型スーパーに行ける。

この辺で楽園に困ったらここに来ればいい。


NEWテントなし。

かげ:「けいすけのテント二人寝れる?」

けいすけ:「寝れるよ。」

かげ:「よかったぁ。」

シャワーも¥300で使える。

久しぶりのキャンプで、くさくない。
ステーキ肉。

ひろきの要望で、200gのステーキを買ってきた。

これを各自好きなように焼いて食べた。

炊事場のそばにテントをたててた若者はブラックバスを釣りに来たそうな。

なにやら、刺身で食べれるバスがいるっちゅうことを教えてくれた。
翌朝

ホワイトガソリンの缶にマユ作ってたケムンパス。

鳥取に行ったときにしげちゃんが買った。

ノンギラス。

賞味期限とかあるのかし?

まだ、湿っていて使える。
翌朝

6時には目が覚めて、お湯を沸かしモーニングコーヒーのんだ。

で残りのお湯でカップめん。

太陽が山から顔を出し始めてどんどん気温が上がっていく。

こんなときこそ、「NEWタープ」が必要。
バイク記念撮影。

もう別にしなくても良いか?
ゼロ戦博物館

10:10ぐらいに到着。

ここは、10:00からなのでちょうどいい。

ちょっと道に迷ったが楽に着いた。

超見学する。

写真中央の銀色のメッシュパイプ

あれがどこにつながっているのか知りたい。

でもこの写真じゃわからんし、現地でも見えなかった。

結論:じゃぁプラモデルでも見えるわけない。


この博物館を見学すると、希望者は、ゼロ戦のカケラを一個もらえる。

かげ:「なんか特徴的なやつが良いなぁ〜」

えの:「おまえ、大丈夫?こんなのもってかえって?」

かげ:「え”!?なんで?おこられるかな?」

えの:「いや、そうじゃなくて・・・」

かげ:「う・・なに?もしかして、霊的なこと?」

えの:「・・・・」

かげ:「へ、平気だろ?記念だよ。
記念、記念。一個もらお。

な会話したっけ。
ゼロ戦52型

プラモデル製作中の52型。

排気管を後ろに向けて、排気圧も推力の足しにしようとしたらしい。
ひろき、旅日記に書き込み。

ひろき:「今回は、大きなトラブルもなく楽しかったです。」

かげ:「でも、何事も無く終わったけど、馬鹿笑いもしてないか。」

ひろき:「グレツーにしては、ちょっと物足りないかな?」

こんなときこそ、「NEW俺」が必要。

でもってゼロ戦の前で記念撮影。

1時間ちょっとの間、無言で館内を歩き回り、ゼロ戦をビデオ撮影した。

一式陸攻の胴体も展示してあったが、機体の装甲の薄さに驚いた。
あれじゃ装甲とは言えない。

えの:「この飛行機じゃ乗るの怖かったろうね・・・・」

かげ:「そうだね、こわかったろうね・・・でも行くんだよね・・・」

よくみると、銃弾があたった場所もそのままあるので、
「その弾で人の命が奪われている可能性もある」
なんて事をかんがえるとなにかTV、映画、ラジオで伝えられる戦争とは違う何かが伝わってくる気がする。

でもって、記念撮影後、このゼロ戦前の丸テーブルにデジカメ忘れて帰ってきました。

・・・B29のエンジンも置いてありました。

B29のエンジンは、資源豊かな国が工業力で作ったすごさを感じたけど、ゼロ戦のエンジンは、日本人の職人的技術力の結晶で自分の生まれた国で作られたって事が誇りに思えるような・・・

そんな感慨深いツーリングでございました。

キーワード

ひろきのキンコンカンキンショー

小熊?

P0373

戦争、ゼロ戦、B29

えの、かげに内緒でひろきがUターンゴケして道が渋滞した。
(数日後けいすけから聞いた)

大人はちゃんとお願いすれば、忘れ物を送ってくれる。