2004/09/18 山形でアマゾン三昧だよ!Grenadiers!

嘉山ミートでBBQやったのが4月。

はやくも、半年近くの月日が流れ去りツーリングに行く運びになった。

特に行きたい場所もないので今回は遠出してみることに決定。

行き先は、山形県!

山形には何があるのか調べてみるとアマゾンがらみの施設が二つばかりあるらしい。

じゃぁ、そこいってみっぺってことで、二泊三日のキャンプツーリング出発!

しげちゃんのニンジャでしげちゃん宅で待ち合わせ。

遅刻してしまうと時間がもったいないので、しげちゃん宅に集合した。

しげちゃんのニンジャの車検を取るためあづかっていたので、
しげちゃんちにしげちゃんのニンジャで行かねばならないのだ。

木更津で、アクアライン入り口集合。

えの、ヒロキはアクアライン入り口で集合し道の駅安行へ。

道の駅安行では、4:30に待ち合わせ。


そこで、しげちゃん、ミヤ、けいすけ、かげと合流。

しげちゃんちで、しげちゃんと合流。

影ニンジャと、しげニンジャの荷物を積み替えて、急いで道の駅安行へ!

やばいすでに3時回ってる!

安行ってそんなに近いっけ?と疑問を抱くも出発。



道の駅安行で、久々に友達を確認。

さて、4:30。きてません。一人。

けいすけだけ来てない!

携帯を見ると誰からかメールが届いている。

着信 4:00 けいすけ:「すまん遅刻です。今荷物積んでる。」

しげちゃん:「さてと、置いてくべ。かまわねぇべ?遅刻すんのがわりぃんだからよ?」

かげ:「お前が言うか!?」

えの:「最悪だな。じゃぁ、お前一人で先行ってろよ。俺らはけいすけ待ってっから。」

しげちゃん:「ぐ!そうだな・・・あせらして危ない目に遭ったりするかもだしな。」

かげ:「そうだよ。事故ったら元も子もない。」

しげちゃん:「でもよ、けいすけからメール来たのすっげぇ久しぶり。それが遅刻のメールか・・・」

ミヤ:「俺なんか、遅刻のメールしかこないもん!」

グレ:「ひぃ!」

しげちゃん:「はぁぁあ・・こんなに早く来てもたった一人の遅刻で遅れちゃうんだなぁ。
だめだなぁ、遅刻って。」


しげちゃん:「遅刻!ダメ!絶対!」

えの:「遅刻!カッコワルイ!」

そこそこバカ話をしてけいすけ到着。

5:00だよ!全員集合。

遅れてきたけいすけをしばし責めてから出発。

はやくも山形なんて行けない気がしてくる。


しげちゃんは言いました。

しげちゃん:「バイカーズゾーンの国道4号耐久ツーリングに参加ちまちた。で、4号さぁ、すっげぇ良い道なんよ。あれなら高速使うのもったいねぇよ。かんじぇんに。」

そこまで言うなら下道で行ける所まで行って、途中から東北道に乗る事にしてみるか。

しかし、すでにこの時点で、何かの歯車がずれ始めていた。

落ちかけてます

毎週末は、夜工事のため寝不足気味らしい。

でもツーリングは行きたいらしい。

やはり歯車ずれている。  

車載カメラよーい。

グレ特殊工作部が開発した車載カメラ。

試しに使ってみっかって事で搭載。

カメラでっかい!!

なにしろ前世紀の代物だ。

直したり、バッテリー買ったりなんだかんだでかなりの金額が注ぎ込まれている。

買い替え時期はとっくの昔だ。

落ちました。

車載カメラを積むのとほぼ同時刻で就寝。

しかし、下道4号線、とても混んでいる!

すり抜けしようにも、ところどころ工事やら、路肩狭いやら、とにかく走りづらい事このうえなし。


かげ:「しげちゃん、これが良い道か?走りづらくね?」

しげちゃん:「俺も、そう思ってるとこ。たぶん、俺の走った4号とちがう。」

えの:「うそ!?違うのかよ?じゃぁなんで走りにくいのに走る必要ある?」

ひろき:「えぇえぇ!道違うのぉ?」

みや:「このさき東北道入れるみたいよ。のっちゃう?」

グレ:「のっちゃう。」 

当初の予定とは違い悪いほうの4号を走り、嫌になって東北道に乗った。

本当は、良い4号を気が済むまで走り東北道に乗る予定だったのに。

ほんとに山形でいいのかみんなで相談。

でも、久々に遠く行ってみたいって事で山形。

まだぜんぜん着かない。

えのニューバッグ。

バイクに搭載する為に作られているバッグ。

メンバー大絶賛。


みんなとても欲しがる。

ミヤGSFの場合

荷物満載だ。うず高。
今晩の食事

この本に載ってる料理を作ってみよう!

どんなのができるかとても楽しみ。
持ってきたのは日本地図

今どの辺だろか?白河とからへんか。

まだあるなぁ。
腹二人
車載カメラの角度がおかしい

車載カメラはハンドル角度に影響される。

ハンドルクランプを緩めるヘキサゴンをスタンドで借りた。

サイズが無かった。使用頻度が高いレンタル工具は、なくなっていることが多い。
暑くね?

かげ:「なんか暑くね?寒くなるのかと思ってた。」

しげちゃん:「おれ毛布とか持ってきてるよ。どうしよ。」

このときはまだ暑いぐらいだった。


月山到着。とうとう来ちゃった。山形。

しかし、まだ安心できない。

なぜならキャンプ地が見つかっていないからだ。

今から日没までの間に楽園を探し出さないと大変なことになる。

ただこのときは、だれも大変なことになる訳が無いとたかをくくっていた。

かげ:「えーと、じゃぁここで休憩あと6分。」

しげちゃん:「ろ、6分!?なんでだよ?こんな良い景色で?ツーリングで?トトロっぺーのに!?」

かげ:「だって、やべぇもの。キャンプ出来っとこまだ見つかってないんだぞ。」

えの:「おぉ。だな。ちゃっちゃと行くッぺ」

しげちゃん:「せちがれぇ〜もう時計なんか捨てちまえ!」

当初の目的地ではなく、この場で決めたキャンプ候補地に向けて走り出す。

地図で見当をつけ、飲める水、火を焚ける場所を探し一行は走りつづける。

いままでの経験上、15:00までに探し始めないとやばくなってくる。

それ以降はだんだんあたりが暗くなり楽園があったとしても発見できない可能性が高くなってくる。

それだけは避けたい。

こんもりおなか。

この世で一番面白い生き物。

誰にも真似できない神経と行動パターン。

Grenadiers面白No1 ヒロキ

まだまだ余裕。

なんかもう、みんなして目的地に着いた気になっている。

しかし、残念ながらまだついてません。

寝るところも、食うところも無いです。

判ってないな。あの笑顔。

どうやら倉沢

倉沢方面に行くと沢がありキャンプできそう。

偵察隊発進。
倉沢の結果

ぜんぜんだめ。人がいっぱい。

田んぼでたくさん農作業中だった。

そんなところにバイクで入っていったもんだからぬかっちゃって大変だった。
別方面偵察

倉沢へ入らずにまっすぐ先を見に行ってみる。
その先の結果

ぜんぜんだめ。挙句の果てにはキャンプ禁止の看板を発見。

なぜか律儀にそれに従い別方面へ大きく迂回することにした。


こんなかっこしてるけどモラルは守る傾向にある。
川はきれいなのに

だいぶ夕陽が近づいて来ているような、そうでないような・・・

やばいな。


急いで当初予定していた場所へ。でも・・・

当初予定していた場所へ向かうには、かなり戻らねばならない。

しかも戻ってからまだ先に行かなければならず、いよいよやばい雰囲気が漂い始めた。

戻りながら町を通過するため、そこで食材を買い出すことになった。

誰もが現実逃避したかった。

スーパーで買出し

こんな暗いんじゃもう見つからない。

今日の寝床なし。

でもスーパーで肉を買出し、ヒロキの肉肉踊りスイッチ入る。
ぎゃ!

後少しで明日になってしまう!

そろそろ疲れも見え始める午前零時前。

この時すでに、真っ暗闇で何も見えずただ闇雲に走っているだけ。

みつかりっこ無い。だって真っ暗。

当初予定していた場所へ到着するも何も見えずさがせない。

脇道に入ってみれば、田んぼやら、畑やらのあぜ道で身動きできなくなるだけ・・・

いったいどうすれば・・・・・

かげ:「どうする?」

しげちゃん:「う〜ん・・・」

えの:「いつもあんのにな・・・・」

ミヤ:「もうちょっと行ってみる?」

ヒロキ:「おなか減った・・・元気でない・・・」

しげちゃん:「海まで出て砂浜でキャンプ・・・・」

けいすけ:「海って日本海!?」

かげ:「じゃぁ、海に向かう道沿いも探しつつ無ければ日本海まで出ちゃう。」

えの:「それしかないか・・・疲れたなぁ・・・」

しげちゃん:「かげ、眠くねぇ?お前かなり起きてるだろ?」

かげ:「そうだな。しげちゃんちで待ち合わせしたのが3時・・・そろそろ24時間か・・・」

ヒロキ:「24時間無駄に走り回っただけ?」

しげちゃん:「だな。いまここで山形のアマゾン何とかってのをほんとに見たかったヤツがいるのか聞いてみたい。」

口ばっか動かしててもちっとも先へは進まないので、バイクに乗って一路日本海を目指す。

日本海・・・日本でもっとも危険な海かもしれない。

この橋の下だめかな?

ダメだった。

橋の先もダメだった。

明るければ入ろうとも思わないキャベツ畑だった。

でも暗いのでキャベツ畑のおくまで行って気付いた。
はぁ・・・

なんかちっとも楽しくない。

そして、疲れきったGrenadiersは日本海へ。

しかし、海岸沿いに砂浜が見当たらずしばらく海岸線を秋田方面へすすむ。

すると、へとへとに疲れた体に夜の潮風が、涼しいというよりはあまりに冷たく、本気で風邪引く5秒前。

とそこへ、これでもかと言わんばかりの暴風雨襲来。

この山形の仕打ち・・・

ぶち当てる場所の無い怒りを胸に秘め砂浜を探すも暗闇で・・・

なんとかコンビニに避難

そこには木炭が売っていた。

しげちゃん:「炭売ってんだから、あれ使う場所がこの辺に有るってことよ。」

かげ:「おぉ!冴えてるね!聞いてみるべ」

店員:「すぐ裏でできますけど?」

すぐ裏に行けば砂浜が有るってことを突き止める。

ひとまずカッパを持ってきていないかげ、ヒロキはコンビニでカッパ購入。

荷物の一番下にカッパをしまってきたけいすけもカッパ購入。

コンビニで手に入れた半透明ビニールカッパをヒロキが着込むとピッティピティに腫れ上がったデブキャシャーン完成。

しげちゃん:「キャシャーンがやらねば誰がやる?って感じだな。」

ヒロキ:「俺がやる!」

かげ:「ひぃ!”俺がやる”だって!ばかじゃねぇのか!?」

で裏の砂浜へ移動しやっとキャンプ開始だ。


やっと見つけたキャンプ地で宴開始のはずだが・・・

しげちゃん作。

エリンギと、豚肉をバターで炒めた何か。

priceless。

ダブル搾り。

ダブルのつく言葉。

ダブル出し。→ ダブルで出ている

ダブル刺し。→ ダブルでさしている。

ダブルエンブレム。→ ダブルでエンブレム。

さっきの残りに野菜投入。

エリンギと、豚肉をバターで炒めた何かに野菜をぶち込んで煮た何か

priceless。
焼き鳥

全部で50本入りの冷凍焼き鳥購入。

結局12本しか食べてない。

家に帰りたい。
中華スープ

そういや、アウトドアクッキングの本なんかぜんぜん見なかったな・・・

ギターも使わなかった・・・

旅のしおりも今回限りで廃止だ・・・
山形に弄ばれる

タープ建てにかかるも風が吹き断念。
煮炊き始めりゃ雨が降り断念。
しょうがねぇからタープたてにかかりゃ暴風で断念。
それならばと煮炊き再開したら豪雨で断念。

ツーリング初日バイク走行以外ほとんど何も出来ず午前04:00 就寝。



ここまでの出来事は全て序章に過ぎなかった・・・

数時間後、全てのやる気を削ぐ暴風雨にたたき起こされる・・・